ヤマエンゴサク(山延胡索)
<学名:Corydalis lineariloba Siebold et Zucc.>
ケシ科 キケマン属 多年草
<学名:Corydalis lineariloba Siebold et Zucc.>
ケシ科 キケマン属 多年草
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹の若葉が広がる頃には地上部は
枯れてなくなり、翌春まで地中で過ごす、スプリング・エフェメラル
と呼ばれる春植物の一種。
長野県 群馬県 埼玉県 の3か所で撮ってきたものです。
群生していました。
撮影日 2018.04.07: 長野県
本州~九州の山野の湿った林内、林縁部や道ばたに生える。
全体無毛で高さは10~20cm。地中に球形、直径1cm内外の塊茎がある。
全体無毛で高さは10~20cm。地中に球形、直径1cm内外の塊茎がある。
撮影日 2018.04.07: 長野県
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
葉は2(まれに3)個あり、2~3回3出複葉。
小葉は線形~卵円形でしばしば3裂し、細長いものもみられるなど
葉形は変化が多い。
小葉は線形~卵円形でしばしば3裂し、細長いものもみられるなど
葉形は変化が多い。
撮影日 2018.04.07: 長野県
花期は4~5月。茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の
花を咲かせる。
花を咲かせる。
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
撮影日 2018.04.07: 群馬県
長さ15~25mm花弁は4個で外側に2個、内側に2個つく。
外側のうち上の1個がもっとも大きく、基部が袋状の距になって
後ろにつきでる。内側の2個の花弁は左右から合わさって、先端が
合着し、雄しべと雌しべを包んでいる。
外側のうち上の1個がもっとも大きく、基部が袋状の距になって
後ろにつきでる。内側の2個の花弁は左右から合わさって、先端が
合着し、雄しべと雌しべを包んでいる。
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
撮影日 2018.04.07: 群馬県
撮影日 2018.04.07: 長野県
種子は平滑、種沈(エライオソーム)がある。
葉形にはたいへん変化が多いです。
やや切れ葉
細長いもの
丸みのある葉
さらに丸い葉
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