ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
<学名:Campanula punctata Lam.
var. hondoensis (Kitam.) Ohwi>
キキョウ科 ホタルブクロ属 多年草
一秋の地元の山ではホタルブクロはたくさん生えています。
いたるところでヤマホタルブクロも見られます。
撮影日 2020.06.20: 群馬県
東北地方南部から近畿地方の東部にかけて分布する ホタルブクロの
日本固有の変種。
山地から亜高山帯の日当たりのよい草原や林縁などでに 広く分布する。
初夏から夏の前半にかけて釣り鐘形の花を多数咲かせます。
細い地下茎を伸ばしてふえ、開花した株はタネと多数の 子株を残して枯れます。
子株は1~2年で花を咲かせます。
萼片の湾入部に反り返った付属体がないことが特徴です。
ホタルブクロではがくとがくの間に上にそっくり返った 部分がありますが、
ヤマホタルブクロは萼片の湾入部に 付属体のない変種です。