ハクサンフウロ(白山風露)
<学名:Geranium yesoense Franch. et Sav.
var. nipponicum Nakai>
フウロソウ科 フウロソウ属 多年草
<学名:Geranium yesoense Franch. et Sav.
var. nipponicum Nakai>
フウロソウ科 フウロソウ属 多年草
東北地方~中部地方(伊吹山まで)の亜高山や高山の
湿った草地、高山の雪渓周辺の草地に生える。
湿った草地、高山の雪渓周辺の草地に生える。
撮影日 2017.07.31: 群馬県
高さは30-80cm程度。変異が大きい。
花期は7~8月。花色はピンク色だが、花によって
薄いものから濃いものまであり、濃淡に差がある。
薄いものから濃いものまであり、濃淡に差がある。
花弁は5枚。
咲いたばかりの時には雌しべの柱頭は開かず、
雄しべが花粉を出している。
雄しべが花粉を出している。
その後、葯が脱落して雌しべの柱頭が開いてくる。
雄性先熟です。
エゾフウロやイブキフウロと変種の関係にある。
顎片には伏した毛がある程度で毛が目立たない点や
花弁の形などで区別されるが、中間形もあって区別が
難しい場合がある。
顎片には伏した毛がある程度で毛が目立たない点や
花弁の形などで区別されるが、中間形もあって区別が
難しい場合がある。
名の由来
風露(ふうろ)とは、夏の朝に、朝霧が露になり、
花について風に揺れる様子をたとえたもので、
風露草になった。
白山に個体数が多いことから、ハクサンの名になった。
おまけ➡同じ仲間の カイフウロ