物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

シロバナタンポポ 2017

2017-03-17 06:00:00 | キク科

シロバナタンポポ(白花蒲公英)
<学名:Taraxacum albidum Dahlst.>
キク科 タンポポ属 多年草







日本在来種
本州関東以西、四国、九州のむ人家近く分布し、西の方ほど多い。
葉は長さ15〜20cm、幅3〜7cmの披針形で、羽状に中〜深裂する。
ほかのタンポポに比べると、立った感じがする。
また葉や総苞は淡緑色で、葉の脈は白っぽい。

暖かくなって萌えだした草むらに沢山綺麗に咲いていました。

撮影日 2017.3.12: 群馬県

花期は4〜5月花茎は高さ30〜40cmになり、先端に白色の花を
1個つける。冬の寒い時でも時々花を見ることがある。
頭花(花に見える部分全体)のサイズは
直径3.5 - 4.5cmほどになる。白く見える部分は
舌状花の花冠(花びらに見える部分)で、
中央の花柱部は黄色である。
総苞は開花時には長さ約2cm。総苞外片は
卵状長楕円形または卵形で、内片より短く、
上部には角状突起があって目立つ。
外片はやや反り返り突起が顕著である。



舌状花は1つの頭花におよそ100個ほどで、
他種と比べて比較的少ない。
ゆえに結実する種子も比較的少ないが、
他の日本在来種の主なタンポポとは違い、
5倍体で単為生殖が可能である。


カンサイタンポポとケイリンシロタンポポが
交雑して出来た種
である事が確認されているんだ
そうです。
雑種起源なんですね。