物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

タカトウダイ

2014-12-18 10:30:00 | トウダイグサ科
トウダイグサ科 ━②
トウダイグサ科の二番目はタカトウダイを取り上げます。
 
 
 
 
 
タカトウダイ(高燈台)<学名:Euphorbia lasiocaula Boiss>
トウダイグサ科 トウダイグサ属 多年草
 

路傍や畑地に生育する多年草で草丈50~70cmほど、
葉は、茎の中程はヘラ型で互生茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の
葉を5枚ずつ輪生させます。
 

 
茎や葉を傷つけると白い乳液を出し乳液が皮膚につくとかぶれる。 

全草に有毒成分を含み、毒
の主成分はジテルペンのユーホルニン
 


花期は6月-8月、茎頂に輪生する葉の中心から普通5本の花茎を出して
放射状に花茎を伸ばす。

葉のような広楕円形の総苞をつけ、杯のような形の花序(杯状花序)を
形成します。


杯状花序は2個の苞葉の間に雌花1個と雄花4個がつく。


花弁もガクもなく、中心に、四つの淡黄色で楕円形の腺体
雄蕊と雌蕊とがあります。

雌花の花柱は3個、先が2裂する。
撮影日 2011.8.18: 群馬県

子房の表面にはいぼ状突起が密にある。

 
高燈台の名は背の高いトウダイグサの意で
草丈が他の仲間よりも高いことからです。
 
 
秋になると茎葉が赤く紅葉する草紅葉のひとつ。
撮影日 2014.9.28: 群馬県
 
 本州、四国、九州 に分布
 
タカトウダイの特徴は
     楕円形の腺体
     子房の表面にいぼ状突起
です。
 
 


コメント (1)
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