メナモミ ＜Sigesbeckia pubescens (Makino) Makino＞

高さ１ｍぐらいにもなる一年草ですが花が目立たずあまりかえりみられる
草ではありません。
　花の形が変わっていてキク科とは思えないような感じですがよく見れば
舌状花と筒状花の集まりであることがわかります。
①花序

頭花にはなにやら5本角が生えていますね。
②頭花

総苞片が角状に開出していて腺毛が生えています。
分泌された粘液で種が動物などに貼り付いて運ばれて分布を広げます。

花は黄色い舌状花と筒状花がありキク科であることがわかります。
③花

周りの舌状花は雌性で花弁の先が3裂しています。
中心の両性の筒状花は5裂しています。

拡大すると腺毛の様子がよくわかりますね。
べとつきます。