去年の10月のこと、安中市で見慣れないマメ科植物を見ました。
メドハギと一緒に生えていたのですが花は終わっていて果実を付けていました。
その姿からハギ属と思われました。
がく歯が長くて白伏毛が多いことなどから最初はオオバメドハギの一形かと
思ったのですが、群馬自然史博物館の大森先生のご指導で『トウクサハギ』で
あることが分かりました。
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トウクサハギは中国原産の帰化植物で2001年に愛媛と香川で初めて見つかったものです。
きっと 『唐草萩』 なんでしょうね。
今年花を観察すべく何度か足を運びました。
紅紫 の綺麗な花が沢山付いていました。
紅紫 の綺麗な花が沢山付いていました。
短い総状花序に5~10花が付きます。
がくには白伏毛が多くて長いのが特徴です。
翼弁が竜骨弁よりかなり短いですね。