悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

第8回避難所運用学習会

2014-05-19 19:54:45 | Weblog
 小竹小学校を市の避難所として利用する場合を想定して学習会を続けているが、それも今回で8回目になった。学校から提出してもらった行内の見取り図を基にハンデキャップのある方、小さい子どもさんを連れた家族、病気の方、高齢者で多少の介護が必要な方などの部屋割りを優先し、その後で一般の方の配分を考えている。

 地震による家屋の倒壊なのか、大規模火災による避難などかなどその内容によって、前提となる避難者がどのくらいになるのか想定しにくいので、いくつかの条件を決めての叩き台だ。それでも設備が揃っている特別学級室や教育相談室などを、小人数でしか暮らせない知的障害者用にする。

 今までは机上での話し合いだったが、今日は校舎内の現場を見ながら検討した。普通教室は61.2平米(18.5坪)で15人の収容を考えている。見たところ余裕があるように思うし、一人当たりのスペースも1.23坪あるのだが15人で何家族になるかが問題だ。

 例えば3人ずつ5家族だと通路も作らなければならないので、その作り方によってはきつくなるかも分からない。ライフラインがどこまで使えるかによっても環境は大きく変わってくる。ガスが使えれば家庭科室や給食炊き出し室での調理ができる。

 大型テレビも2台あるので電気が通じていれば体育館と避難所本部で使える。現在の想定では最大、体育館150名、教室315名の収容が可能だ。これに車での避難が可能ならばスーパーの駐車場の約2倍近いスペースを確保しても、グランドに180台まで駐車可能だと計算している。

 今日は運動会の練習で見学できなかった体育館についても、次回は実際に現場を見ながら図面上のシミュレーションをして、収容可能人員を確認することにしている。そして小竹小学校に避難してくることを考えている自治会と自主防災組織に呼び掛けて、叩き台の試案を共有化しておきたい。
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