しづの里「産土」

　近所の方から「小網さん、そば屋を始めたそうですね」と声をかけられた。私は真面目に受け止めて、「今更商売を始めることはありません」と答えてしまう。話をしてみるとしづの里のパンフレットを持っていて、月曜日と水曜日の週２日しか営業しないことも知っている。冗談だったのだ。

　昨日の福祉委員会が終わってからも数人の人から「近いうちに行くからね」と声をかけられたが、何で知っているのだろうと思う人がいる。ボランティアに参加したり、食べに来てくれた方々の口コミなのだろう。感謝しなければと思う。　

　営業日にはいつも私がそばを打っていると思われては困るので、月に２～４日ほどしか手伝っていないことも忘れずに伝えておく。天ぷらもあるのかなどと聞かれるが、そばしかないことを話しておく。

　食べに来て、そば１枚では足りないのでおにぎりがあると良いね、と言われる方もいる。私もしづの里の会員になって間がないので詳しいことは分からないが、挽きたて、打ち立て、茹でたてにこだわり、そばの美味しさを知ってもらうことを目指しているので、当分はそば１本でいくと思う。

　場所は東邦大学病院の入口の前を通って１００㍍くらい行くと緩い下り坂になる。下りきったところの右側に水車が見えるのでそこを右折、ログハウス風の建物がしづの里だと案内する。ただ１１時半開店だが３０食しか提供できないので、来られるなら１２時までにと伝える。

　そばは１枚５００円で追加は３００円、場所を変えてケーキ付コーヒーを２５０円で楽しんでいただくこともできますので、そばのお好きな方はぜひお出でください。