静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2017年04月30日 | 天のマナ
「キリストは失われた人を捜しだして救うために来た」
  新約聖書の一番最初の書は、マタイによる福音書です。キリストの弟子であるマタイが、聖霊の霊感により、この書を記しました。彼は、キリストの弟子になる前は、ローマ政府の手先として、同族のユダヤ人から税金を徴収する取税人でした。当時の取税人は、私腹を肥やすために余分な取り立てをしていたので、嫌われていました。そんなある日、キリストは彼に「わたしについて来なさい」と声をかけられ、彼はすぐにキリストに従いました。それは、キリストの愛ときよさのまなざしを感じ、キリストの言葉と歩みを聞き見て、自らの罪深さを悔いていたからです。かつての彼のペンとインクは、不正の為に使われてきましたが、今はキリストの生涯を記すものとなりました。以下は、PBAメッセージ集19よりの引用です。
「山本周五郎の『赤ひげ診療譚(しんりょうたん)』に『毒草から薬を作り出したように、悪い人間の中からも善きものを引き出す努力をしなければならない』という言葉がありますが、キリストはマタイから見事に『善きもの』を引き出して下さったのです」。キリストとの出会いは、その人に改心した人生を歩ませるだけではなく、その人の能力を悪いことではなく、神と人に役立つために用いられるようにさせるのです。
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