静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2024年05月19日 | 天のマナ
 「結局は神とあなたの関係です」

 「一難去ってまた一難」という言葉の意味は、「一つの災難が過ぎてほっとする間もなく、また次の災難が起きること」です。徳川家康の遺訓にも「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」とあります。まとめると、「人生には問題が起こり、難が訪れ、人は重荷を負って歩む」ということでしょう。主イエスも「あなたがたは、世では苦難(悩み)がある」(ヨハネ16:33)と言っています。では、そのような中でどのように私たちは歩むのでしょうか。徳川家康の言葉の続きを読むと、とても消極的で、読む者を「励ます」言葉ではなく、「仕方がない」と思わせる言葉に感じとれます。しかし、主イエスの続きの言葉はとても積極的で、「しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」です。つまり、あなたの苦難を私に委ねなさい。勝利者なる私があなたに働き、その苦難を乗り越えさてあげる」ということです。周りの環境や状況のせいにしたり、人のせいにしていてはいつまでも問題の解決はありません。神に目を留め、神の前に苦難を置いて、静まることから問題の解決が始まります。世と世のどんな苦難にも勝っている主イエスが、触れて下さるからです。勝利者かどうかは、結局、突き詰めていくと神とあなたの関係によるのです。
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