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施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも!

2010-04-08 11:00:03 | 障害者自立支援法って!なに?
親善試合日本0セルビア3西村健(巨)1勝、館山(ヤ)2勝、小笠原(中)1勝、長谷部(楽)2勝、石井一(西)2勝、大嶺(ロ)1勝大家友和投手→横浜へ

「施設で知的障害児を虐待 小学女児へのわいせつも」
 大阪府は7日、府内の知的障害児施設で職員が児童ら21人に対し、日常的に頭をたたくなどの虐待をしたほか、別の児童養護施設では男性保育士(23)が小学生の女児2人に性的虐待をする事案があった、と発表した。

 児童養護施設などの職員による虐待への対応を都道府県に義務付けた2009年の改正児童福祉法施行を受けたもので、実態公表は府では初。

 知的障害児施設は、寝屋川市の「月の輪学院」。府によると、職員の男女13人が5~22歳の入所者に対し、暴れると馬乗りになるなどしていた。実習に来ていた短大生が昨年9月、教授に相談して発覚した。

 施設側によると、虐待が始まったのは昨年6月ごろ。新型インフルエンザの流行で施設外の行事を中止した後、パニックを起こす子どもが多くなり、自傷行為防止のためだったとしている。石井芳明施設長は「しつけの一環でやってしまっていた」と釈明した。

 児童養護施設では、保育士が今年1~2月にかけて施設内で計3回、女児2人の体を触った。別の職員に相談し、保育士が事実関係を認めたため2月に懲戒解雇した。
(2010/04/08 【共同通信】)

まだまだ旧態依然とした支援が行われていることに驚く
しつけの一環で何でもあり!では困る。施設は、児童や利用者の人権を守ることが本来的な使命であるはずだ。
大阪のような先進的な地域と思われているところでも児童への虐待、わいせつ、叩く等逸脱した対応が発生し、公表された。今回が「初」という。この英断は素晴らしい。全国的にみれば”氷山の一角”なのかも知れない。
残念ながら、知的障がい児・者施設において、利用者の権利を擁護する考え方の理解や周知は不十分である。指針やマニュアル等には明記されて努力の様子は伺える。しかし、トップを含めた職員の意識改革がキチンと継続的になされないと改善されない。
今後、再びこんな事件が起きないように徹底した対応策が必要である。
①第三者(外部)評価を義務づけたり、②権利擁護のためのオンブズマン的な方がフリーに出入りしたり、③研修をキチンと実施したり、④課題を持って取組む姿勢を育成する体制が急がれる。
待ったなしの改善策を大阪から始めてほしい。期待だ
コメント (4)
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