夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

約5か月ぶり開通 アスピーテライン!

2010-04-17 10:08:14 | Weblog
        雪の回廊の    
これは珍しい

「約5か月ぶり開通 アスピーテライン」
 雪の回廊を抜ける乗用車(16日午後、八幡平アスピーテラインで)  岩手、秋田両県を結ぶ八幡平アスピーテライン(全長17・6キロ)と、分岐する八幡平樹海ラインの藤七温泉まで(2・1キロ)が16日、約5か月ぶりに両県同時に開通した。1970年の完成以来、最も早い全通。

 道路を管理する県岩手土木センターによると、雪の壁は平均で約4~5メートル、山頂に近い見返り峠付近で最大7・5メートルと例年並み。14日の吹雪では2メートル積もった場所もあったが、再び除雪して開通に間に合わせた。

 今年は桜の季節に間に合わせ、「桜と雪の回廊」として春の観光振興を図ろうと、開通を例年より早めた。

 両ラインは、積雪や路面凍結の恐れがあるため、5月下旬頃までは、午後5時から翌朝8時半まで通行止めとなる。樹海ラインの全線開通は28日の予定。
読売新聞岩手版(2010年4月17日 読売新聞)
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障害者自立支援法訴訟 県内分きょう和解!

2010-04-17 10:04:16 | 障害者自立支援法って!なに?
寒い春なのに涌井(西)3勝、杉内(ソ)4勝、高橋(広)2勝中村(西)4号

「障害者自立支援法訴訟 県内分きょう和解」
 福祉サービスの利用者に原則1割の自己負担を求める障害者自立支援法は憲法違反だとして、藤沢町新沼の佐々木亮さん(39)が国などを相手取り、負担免除などを求めた行政訴訟は16日、盛岡地裁で和解が成立する。同様の訴訟は全国14地裁で起こされたが、法を廃止し、国に責任があったとする基本合意が1月、国と原告団との間で締結されたのを受け、和解が相次いでいる。和解では、基本合意を確認し、原告が施設利用料などにかかわる損害賠償請求権を放棄する。

 奥州市水沢区に住む原告の父直人さん(77)は「うちの子はドライブが好きでね。盛岡や仙台に行くと喜ぶんですよ」と話す。亮さんは1歳で脳性まひになり、重度の知的障害になった。中学卒業後、藤沢町の障害者施設に入所しているが月1度、家族と過ごす。

 だが、年金生活は裕福ではない。亮さんの月々の収入も障害基礎年金の約8万3000円だけで、息子の生活費の多くは夫婦の年金から工面してきた。そこに2006年4月の障害者自立支援法施行が直撃し、亮さんの障害者施設の利用料、水道光熱費、食事代で約5万円の負担増になった。

 「息子のささやかな楽しみのために家族の多大な支援が必要になった。私たち夫婦が死んだら息子はどうなるか……」。そんな不安の中で提訴しただけに、同法の廃止が決まったうれしさは大きかった。

 ただ、政府は依然、同法に代わる今後の政策を示していない。直人さんも「和解は始まりに過ぎない。障害者が幸せな暮らしを送れるようになるまで、福祉制度改革を政府に訴え続ける」と話している。

 一方、県内の障害者施設でも今回の和解を歓迎している。沿岸部のある施設では、施設での作業で得る工賃と障害基礎年金の合計が10万円以下という通所者が多い。施設利用料や昼食代、家賃、光熱費などを支払えば、障害者の手元にはほとんど残らない。同施設の男性管理者(49)は「働く意欲のある人に施設利用料を支払わせてきたこれまでの制度は間違っていたと、やっと国が認めてくれた」と喜んでいる。
読売新聞岩手版(2010年4月16日 読売新聞)

今思えば・・、障害者自立支援法の周知を図るための講習会・研修会は頻繁に開催され盛上がったものだ。利用者の「1割負担」がどんな影響を与えるのか、とても心配だった。具体的に徴収されてから、その負担感は益々キツイものになっていった。情報を小出しにしてきた厚生労働省の傲慢さ、当時の政府自民党の無理解・強引さが、結果的に「悪評高い制度」となり、政権交代へつながっていった。
障がい者福祉施策に対する取組み姿勢や考え方、行動、決意、採決等々が、政権選択を左右するのではないか?と思わせる画期的な出来事だった。
政府・民主党は、平成13年度までに、今の制度を廃止して「新たな総合福祉法」を制定する。
拙速な態度ではいけないが、十分な議論をして、できるだけ早い時期に法案を提出して、全体にわたっての共通理解を深めたいものだ。
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