②
「通所施設手作りの「弁当掛け紙」が人気 スポンサー募集」
弁当を包むローズガーデンオリジナルの「掛け紙」。新たな広告主を募っている
仙台市泉区北中山の障害者通所施設「仙台ローズガーデン」が、施設で製造、販売する弁当の「掛け紙」に掲載する広告のスポンサーを募っている。昨年5月から10社を載せてきたが、弁当販売が好調で当初刷った1万枚がなくなる勢い。広告の効果も確かめられたため、10社を追加で募集している。
紙はA4判カラーで、広告は一つ4センチ四方。3万円の料金で、1万枚に社名などを掲載できる。広告脇には「私たちは仙台ローズガーデンを応援しています!」との一文が入り、企業の社会貢献もアピールできる。
これまでは、施設と取引のある食品卸会社など10社が協力。追加の10社が決まれば、新たな版を起こす。増刷する従来の版とは別に、使い分けていく計画だ。
施設は2003年春の開所以来、温室栽培したバラやガーベラの販売を運営の柱にしてきた。それだけでは、約60人の利用者らに十分な給料が支払えず、08年春、施設の給食室を利用して弁当作りを始めた。
調理は、ホテル勤務の経験がある五十嵐憲夫料理長(55)ら職員3人が担当。盛り付けや包装を4人の利用者が担う。
評判は口コミで広がり、注文は徐々に増加。職場の昼食や高齢者の集会などに配食し、現在は1日100個以上が出る。
広告効果も出てきた。弁当に使うひとめぼれを納める宮城県色麻町の農業大内芳裕さん(32)方には、弁当を食べた人からコメの注文が5件入った。大内さんは「広告はコメを買ってもらっている恩返しのつもりなので、注文が入るとは驚き。販路拡大につながりうれしい」と喜ぶ。
施設の主任支援員高橋信也さん(35)は「弁当販売を約2倍の年2万食まで広げ、利用者に月給5万円の支払いを目指したい」と話す。弁当は予約制で525~1050円の3種。
連絡先はローズガーデン022(376)1187。(2010年04月19日 河北新報)
これは驚きのアイデアだ。
障がい者支援施設等でも、「手作り弁当」の製造→販売→宅配を導入、手がけるところも増えてきた。これを包む「掛け紙」にコマーシャルを登載するという素晴らしいチャレンジだ。
現在、広告を依頼したい業者を募集している。1つの事業からいろいろアイデアが発展していく。とても学びになる。
「通所施設手作りの「弁当掛け紙」が人気 スポンサー募集」
弁当を包むローズガーデンオリジナルの「掛け紙」。新たな広告主を募っている
仙台市泉区北中山の障害者通所施設「仙台ローズガーデン」が、施設で製造、販売する弁当の「掛け紙」に掲載する広告のスポンサーを募っている。昨年5月から10社を載せてきたが、弁当販売が好調で当初刷った1万枚がなくなる勢い。広告の効果も確かめられたため、10社を追加で募集している。
紙はA4判カラーで、広告は一つ4センチ四方。3万円の料金で、1万枚に社名などを掲載できる。広告脇には「私たちは仙台ローズガーデンを応援しています!」との一文が入り、企業の社会貢献もアピールできる。
これまでは、施設と取引のある食品卸会社など10社が協力。追加の10社が決まれば、新たな版を起こす。増刷する従来の版とは別に、使い分けていく計画だ。
施設は2003年春の開所以来、温室栽培したバラやガーベラの販売を運営の柱にしてきた。それだけでは、約60人の利用者らに十分な給料が支払えず、08年春、施設の給食室を利用して弁当作りを始めた。
調理は、ホテル勤務の経験がある五十嵐憲夫料理長(55)ら職員3人が担当。盛り付けや包装を4人の利用者が担う。
評判は口コミで広がり、注文は徐々に増加。職場の昼食や高齢者の集会などに配食し、現在は1日100個以上が出る。
広告効果も出てきた。弁当に使うひとめぼれを納める宮城県色麻町の農業大内芳裕さん(32)方には、弁当を食べた人からコメの注文が5件入った。大内さんは「広告はコメを買ってもらっている恩返しのつもりなので、注文が入るとは驚き。販路拡大につながりうれしい」と喜ぶ。
施設の主任支援員高橋信也さん(35)は「弁当販売を約2倍の年2万食まで広げ、利用者に月給5万円の支払いを目指したい」と話す。弁当は予約制で525~1050円の3種。
連絡先はローズガーデン022(376)1187。(2010年04月19日 河北新報)
これは驚きのアイデアだ。
障がい者支援施設等でも、「手作り弁当」の製造→販売→宅配を導入、手がけるところも増えてきた。これを包む「掛け紙」にコマーシャルを登載するという素晴らしいチャレンジだ。
現在、広告を依頼したい業者を募集している。1つの事業からいろいろアイデアが発展していく。とても学びになる。