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富山市「福祉の人づくり推進会議」の実績!

2009-10-05 10:26:13 | 旅・・夢さがし!
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「富山市「福祉の人づくり推進会議」の実績」
           2009年09月04日 | 社会福祉士
 富山市は、3カ年計画で、社会福祉士を定着させることを「福祉の人づくり推進会議」ということで進めてきた。委員長をお引き受けし、今年度は最終年に当たり、まとめの年になった。今年度の1回目の委員会が先日行われたが、この2年間でそれなりの成果が得られており、もう1年地元の人々にがんばっていただき、一層の成果を得たいと思っている。

 この推進会議が始まった時には、富山県では社会福祉士を養成する大学や専門学校もなかったため、社会福祉士の人数が少なく、定着を図ることが目的であった。そのため、多くの事業を進めてきた。

 第1は、社会福祉士の実習を富山市の施設・機関で実施してもらうために、県外の実習生には宿泊費補助として1000円が富山市からだされた。また、富山市社会福祉士ネットワークを立ち上げ、「実習プログラム」を作っていただいた。同時に、今後の実習システムの変更に合わせて、施設・機関の社会福祉士の実習担当者研修会への参加をサポートしていただいた。

このような結果、実習参加者は、平成19年度が21名であったのが、20年度には80名となり、今年は108名まで増加した。さらに、日本社会福祉士会が考案している実習プログラムに基づいて、1週目の職場実習、2週目の職種実習、3~4週目のソーシャルワーク実習に合わせて、富山型実習と銘打って実習を地域包括支援センターを中心にして実施されている。これには、平成19年度には5名だったが、昨年度は11名であったが、今年度は21名にまで伸びている。

 第2には、昨年度から福祉施設でのインターンシップを実施しており、今年度も6名が参加してもらっている。

 こうした事業を推進したことで、富山市で社会福祉士の実習可能な施設・機関の内で、社会福祉士を配置している施設数は、一昨年の108ヶ所、昨年の129ヶ所、今年の154ヶ所と増加してきた。現在、富山市内の社会福祉士実習可能な施設・機関のうちの44%には社会福祉士が所属しているまでになった。

 さらに、この間に、富山市は「社会福祉士」に限定した専門職採用を始めた。また、この間に、国立大学法人富山大学でも社会福祉士養成校になり、今年度開講した富山国際大学のこども育成学部でも社会福祉士の事件資格が得られるようになった。こうしたことも影響し、今年から始めた7月20日の海の日の「ソーシャルワーカーデー」を、富山では独自に開催していただいた。

 このように、2年半で一定の成果が得られたと思うが、今年度は「福祉の人づくり推進会議」は最終年度であり、現在まで築き上げた実績を維持・発展させ、次年度以降恒常的に展開できるシステムを確立してほしいと願っている。また、このような事業を他の市町村でも進めてもらいたいと思っている。
ブログ 白澤政和

白澤先生が富山市の取り組みを紹介していた。
素晴らしい!感動だ
「福祉は人だ!」と言われて久しいが社会福祉士に期待が寄せられている中で、こうした方法で人材育成を図っていく姿勢が大切だと思う。
私は秘かに、一人でこうした取組みをやって見たいと考えてきた。
全くちっぽけな妄想だ。しかし、少しでも前進しないと良い方向へはすすまない現実も知っているつもりだ。予算、お金がかかる事業は誰も、何処もやる気がないのだ。
宮古市や関係者、社会福祉士会の協力を得て、いっきにすすめたい気持もある。
こうした施策にこそトップダウンが必要だと思う。当市で理解者を募り、予算化し、将来構想を積み重ねていく作業はエネルギーを必要とする。
消極的と思われても”燃え尽きない”ためにもコツコツ地道に取組むしかない
コメント
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