 | 一生安心、老後のお金! マンガでわかる成年後見制度 (介護ライブラリー)中山 二基子講談社このアイテムの詳細を見る |
2016年五輪はリオデジャネイロ（ブラジル）
【本】「マンガでわかる成年後見制度」
弁護士、中山二基子さんらが成年後見制度について解説した「マンガでわかる成年後見制度」（講談社、１４７０円） 高齢者の財産問題に詳しい弁護士、中山二基子さんらが成年後見制度について解説した新刊。
成年後見制度は高齢者に認知症状などがあっても、金銭トラブルを避ける助けになる。本書では、成年後見の制度や手続きがマンガと文章で易しく解説されている。
夫婦や親子、兄弟姉妹の言い分や反論を１２話のマンガで再現することで読者にイメージ喚起してもらい、身近な話として理解してもらう狙いだ。
具体的には、夫が認知症を発症し銀行口座から預金がおろせない妻のケース、金銭管理ができない入所者の利用料未納に悩む特別養護老人ホーム施設長のケース、知的障害のある子供を抱え、老後の金銭管理に悩む親のケースなどが取り上げられている。最近注目の市民後見人についても解説され、成年後見制度の入門書としてうってつけの１冊だ。（講談社、１４７０円）(2009.10.2 産経新聞）
ついにマンガ本も出版された。
「成年後見制度」の理解をすすめるための取組みが工夫されている。
喜ばしいかぎりである
。しかし、この「制度」の利用や活用がすすまないのが気がかりである。
「法令順守」の心構えはいったいどうなっているのか？
介護保険制度を利用する際の「契約」、施設や病院を利用する際の「契約」、金融機関との取引や契約、行政機関との手続き、申請等など・・・。
世の中、「本人確認」が厳しくなる情況で、判断能力の不十分な高齢者や障がい者の権利擁護をしていかなければならない。対等平等な契約が必要なのに旧態依然として変わらないのはどうしたものか？
決して、今のままで良いわけがない。
本人が困る前に親族や周囲の関係者が知恵を出し合って制度利用につなぎ、法令順守のもとで権利擁護していく姿勢が求められる。
