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市役所食堂再開で障害者支援へ 大阪・松原、福祉法人運営!

2009-10-19 10:07:56 | 障害者自立支援法って!なに?
セ・CS中日3ヤクルト2

「市役所食堂再開で障害者支援へ 大阪・松原、福祉法人運営」
 大阪府松原市は、民間業者が撤退して5月から閉店している市役所内の食堂を、就職が難しい障害者も働けるよう障害者自立支援法に基づく事業所に転換。8日から食堂として営業再開するのを前に7日、食堂で式典を開いた。
 食堂の名前は「キッチンはな」。松原市の社会福祉法人「風媒花」(杉山秀大理事長)が運営を担う。赤字経営のため業者が撤退して以降、市は「障害者の自立支援事業に活用できれば」(担当者)と、市内の複数の福祉法人に食堂運営を打診していた。
 食堂は、風媒花の2人の調理師らとともに、障害がある約10人が接客や調理補助に当たる。厚生労働省障害福祉課によると、市役所の食堂がこうした形の事業所になるのは珍しい。
 平日の午前11時半から午後3時半まで営業し、職員以外も利用できる。市によると、地元産の野菜などをなるべく使い、目玉メニューの一つ「ヘルシー定食」は600円。(2009年10月07日地元紙)

大阪府松原市の市役所食堂に障がい者の働く場所ができた
いつも話や望みの遡上にはなるが具体的に計画され実行されることは少なく、素晴らしい取組みだ。
関係者のご努力にエールを送りたい気持になる。
しかし、役所や会館など公的な施設での飲食サービス業も経営は厳しい。
外食産業界全体が生き残りをかけた競争を強いられている。
「安い、うまい、はやい、サービスが良い」・・・の他にどんな工夫をすれば顧客満足度が得られるのか?
立地条件や環境を生かし、障がい者の雇用、生き甲斐を見出す場所である面を生かしたような、アイデアと創意工夫が大切な気がする。多くのお客様が市民であるならば、市役所に用足しに来ながら利用するわけであり、市職員や関係者の接客態度などの改革も必要である。市職員の満足いく行政サービスを受け、その足で食堂に寄り、飲食して心温まるおもてなしサービスを受けたら満足の至りであろう。
その点で、どちらかのサービス態度が欠けるとイメージが悪くなる心配がある。
また、例えば、食事どき以外の時間帯での来客を呼ぶ工夫、大小会議場への出前、イベントへの出張サービス等なども検討されるだろう。
お昼どき・食事時だけの賑わいで、後はお客も閑散としている風景をみる。せっかくの機能や人が生かされていない。こうしたイメージで経営してはうまくいかない気がする。プロがやってもダメだったものを素人が再生するわけだ。時代が変化したのだ。障がい者と共に経営・運営していくような再生が期待される。「言うは易し、行うが難し」であるが頑張って頂きたい。

コメント
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