夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

老人施設にショットバー 自宅と同じように晩酌 不眠も解消 !

2009-10-06 10:32:31 | 介護保険制度って!なに?
田中(楽)15勝、ルイス(広)11勝、中村(西)47号

「老人施設にショットバー 自宅と同じように晩酌 不眠も解消」
青森県平内町の高齢者総合福祉施設「清風荘」。食堂フロアの一角で、夕方になると、ちょっぴり珍しい光景に出合える。お酒が飲める「ショットバー」が開店するのだ▼職員手作りの小さなカウンターに、施設側が用意した洋酒や焼酎などが並ぶ。ケアハウスに入所している5人ほどが毎晩、夕食のおかずをさかなに晩酌をたしなんでいる

 ▼始まったのは1994年。不眠症に悩む入所者がいた。調べたら、自宅では欠かさなかった寝酒ができなくなったのが原因と分かった。それがきっかけになった▼「老人施設でお酒なんて」と内外に心配する声もあったが、開設に踏み切った。理由は明快だった。「ここは利用者の生活の場。自宅でやっていたように、晩酌も自由にできるようにしよう」

 ▼お酒で滑らかになった入所者の口からは、人生経験などいろいろな話が語られる。立ち会う職員にとっては、それぞれの人となりを知る場。「みんなのニーズを発見できることがある」と、介護統括マネジャーの工藤のり子さん▼マスター役を買って出ている長尾吉春さん(86)は「毎晩、ここで飲むのが楽しみ」と言う。80歳を超えるお年寄りを笑顔にしてくれるショットバーは好評だ。今夜もまた楽しいひとときと1杯を求めて、常連さんがカウンターに集まってくる。
(2009年09月28日 河北新聞)

「ショットバー・・・?」ちょっと行ってみたい気持になる。
「お酒」については、健康に配慮する必要はあるが、とても人間味の温かい取組みだ
「施設!」と言えば、一般社会とはかけ離れた設計がなされ、最低基準を順守するあまり、生活の趣を度外視した建設が行われてきた。暗いイメージがある。残念だ
最近は少しは改善されて「ユニット型」とか、「個室」とか真新しい工夫も見られる。お金はかかると思う。
しかし、その利用者にとっては、人生の最後の拠り所になるかも知れない
衣食住の基本である「住まい」の空間、環境については、もっと見直す必要がある。その中に”ショットバー”とか、”赤ちょうちん”とか、”カラオケ”とかあっても不思議ではない。そこが地域との交流の場になれば最高だ
誰も「贅沢」は望んではいないが、「普通」のあり方の基準がさまざまであり、悩ましいところで結果的に予算に応じた決断になるのではないか。
さらなる創意工夫の努力が大切である
コメント
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