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銀幕大帝α

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勝手にふるえてろ

2018年10月01日 13時13分18秒 | 邦画コメディ
日本
117分
コメディ/ロマンス
劇場公開(2017/12/23)



監督:
大九明子
原作:
綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
脚本:
大九明子
主題歌:
黒猫チェルシー『ベイビーユー』
出演:
松岡茉優江藤良香(ヨシカ)
渡辺大知
石橋杏奈月島来留美
北村匠海イチ
趣里金髪店員
前野朋哉最寄駅の駅員
古舘寛治釣りおじさん
片桐はいりオカリナ



<ストーリー>
24歳のOL・ヨシカは、中学の同級生・イチに10年間片思い中。イチとの思い出や趣味に浸りながら、忙しい毎日を送っていた。そんなある日、会社の同期である男性に告白される。

この恋、
絶滅すべきで
しょうか?

“脳内片思い”の毎日に
“リアル恋愛”が勃発!?


―感想―

自分の彼女にするには面倒臭い女だなとは思うが、映画は中々面白い。
妄想恋愛に走る痛い処女を同じ女だからこそ分る女流監督ならではの視点で痛く突いてきている。
そこに笑えるか笑えないかで作品に対しての印象も大分変わるだろうが、概ね世間的には好評な様なので殆どの人が楽しめたのだろう。

松岡茉優のほぼ一人舞台と言っても過言ではない作品で、兎に角台詞の量が多いて事に気付かされる。
それらを色んな感情を交えながら吐き出し、台詞に合わせて表情も喜怒哀楽多彩に変えている松岡茉優の演技力が凄いの一言に尽きるでしょう。

一は消去、二は保存

遠い人よりも近い人。
そうなんだよな、こんな痛い女でも心の底から「好きだ!」と直接面と向かって言ってくれる男に振り向く事が正解なのかもしれない。
叶うか叶わないか分からない様な「希望」ばかり追い掛けていても幸せは来ない、「現実」を見ろ、て事よ。

美人のイメージが強い松岡茉優だが、本編の彼女はあくまでも処女で地味な「妄想女子」なので、その美人さをかなり封印している。

メイクも多分わざと薄くさせているようにも思えるし、幸薄し女を全身全霊捧げて演じ切っている辺りは高く評価してあげるべきではないだろうか。
本作が映画初主演との事だが、彼女の演技力なら他の映画でも主役を任せられるのではないかな、実際私も観てみたい、そう思わせる確かさを感じた。
個人的には『ちはやふる』の松岡茉優が好きだけど。

隣室のオカリナ、うるせえわ。
良く耐えられるなあて感心する。
俺なら早々に引越し先探すけどね。

評価:★★★☆
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