銀幕大帝α

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ザ・スリル

2014年08月10日 23時21分32秒 | 洋画ホラー
CHEAP THRILLS
2013年
アメリカ
87分
サスペンス/ホラー/コメディ
劇場未公開



監督:
E・L・カッツ
出演:
パット・ヒーリー
イーサン・エンブリー
サラ・パクストン
デヴィッド・ケックナー




<ストーリー>
職と家を失ったクレイグは、ある金持ちのカップルが提案したゲームを受ける。簡単な内容と引き換えに現金を手にしたクレイグは喜ぶが、ゲームの内容は次第にエスカレートしていき…。



-感想-

金持ちの道楽に付き合わされた金の無い馬鹿2人(笑)

早い話、命令された事を先に成し遂げた方に提示した金をやるから頑張りたまえ!てなシチュエーションスリラーもの。

初めは他愛も無い事ばかりさせられたんだけど(例えば隣の家の中でクソしてこい!とか。ってこれの何処が他愛の無い事やねんw)、まぁ出来ない事はないわな(そうか?)。
2人も最初は軽い気持ちで色んな命令をやってたんだろうけど・・・。
しかしその要求もエスカレートしていき、提示された金の額も膨れ上がっていくものだから、馬鹿2人は友情をぶち壊してでもその大金を手に入れる為に、我先にと必死になりだす訳。

しかし多額な金が貰えるとは云え、小指を切り落とすとか、終いには料理された“犬”を食わされるとか、幾らなんでも私は無理だわ^^;
まぁでも主役のクレイグ自身は只今人生のどん底にいる訳だから、家族を養う為にも無我夢中になるのも分かる気はする。

途中、クレイグはある程度の金を手に入れたので「家に帰る」と、外に出て行くのだが、結局まだ足りないと帰ってくる。
その時、金持ちの女の方がすっげぇ嬉しそうな顔をする訳だが、この時はそれが何故だか分からない。
何か裏があるな、と思っていたが、まさかこの金持ち夫婦の中でも、ある事に対しての賭け事をしてたとはね。

明け方近く自宅に帰宅したクレイグ。
その姿を見た奥さんは驚愕。
そりゃそうだ、クレイグの姿は何処からどう見ても、銀行強盗したか、人を殺して金を奪って持ち帰ってきたかのような風貌だもんよ。
少しブラックさが漂うラストシーンでした。

情を取るか、それとも金を取るか。
人間の私欲を上手く作品に反映させてはいるけど、醜い争いを見せられちゃったなぁ。

にしても犬を食うシーンは気持ち悪かったオェ。。。

評価:★★★
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コメント (4)
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兵器人間

2014年08月10日 13時01分56秒 | 洋画ホラー
ARMY OF FRANKENSTEINS
2013年
アメリカ
109分
ホラー/SF
劇場未公開



監督:
ライアン・ベルガルト
製作:
ライアン・ベルガルト
脚本:
ライアン・ベルガルト
出演:
ジョーダン・ファリス
クリスチャン・ベルガルト
ジョン・ファーガソン
エリック・ゲセカス




<ストーリー>
嵐の夜、出勤途中に意識を失ったアラン。気が付くと彼は自由を奪われた状態で、謎の老人に目玉をくり抜かれる。その眼球は隣に寝かされた継ぎ接ぎだらけの巨体に移植され…。



-感想-

想像していたのと全然違ーう!
なんでも本作はあのカルト的ホラーアクション映画『武器人間』の姉妹編にあたるとレンタル店で配布されている無料小冊子にそう書いてあった。
となると、思うのはあの『武器人間』に出てきたような奇天烈な機械人間が、今度は戦場で大暴れするんじゃないのか?と期待しちゃうじゃない。

冒頭でおぉ!大量のゾンビが出てきた!!とテンションちょっと上がったけど、後から分かったのはゾンビじゃなくてフランケン軍団だった。
紛らわしい。

内容の説明すると長くなるので端折って書くけど、現代の青年がキチガイ博士に目をくり抜かれ、それを人のパーツで寄せ集めた人造人間の目に移植されてしまう。
で、なんでか時空の狭間が出現し、少年とフランケンと共に南北戦争時代にタイムワープ。
んで、そこで出会った青年の先祖様と一緒になって戦争に参加し、フランケンも仲間にさせ、最後は暗殺されようとしているリンカーン大統領を助けに行くというストーリー。

これの何処が「兵器人間」なんだ。
ただのモンスター映画じゃねぇか!と憤慨しながら観ていたが、一応片腕失った先祖様がそこに天才少年によってプラズマ砲を装着させられ、それをドビュンドビュン撃っていたので、これがその「兵器人間」という事なんだろう。
どうでもいいが、現代のハイテク機器がよくまぁ遥か過去の時代でも稼動したものだ。
そういうのは気にしなくて良いのかえ?

歴史と同じく、リンカーン大統領は劇場へと暗殺されると分かっておきながらも足を運ぶのだが、銃で撃たれて死ぬのではなく、本作では落下してきたフランケンに押し潰されて死んでいた。
もう無茶苦茶だ(笑)

なんだかんだ愚痴愚痴と書いたが、作品としては特に酷いって事はない。
アホ臭い映画を観ちゃったな、とは思ったが、不思議な事に退屈せずに最後まで観れたので、エンドロール終了後は鼻で笑っちゃったけど、そこそこに観れる映画ではあった。
青年とフランケンの目が移植によって通じ合っているとかの割と考えられたアイデアも使われているし、少年に関しての伏線もきちんと回収されているし、数は少ないがそれなりのグロシーンもある。
決して『武器人間』には到底及ばないC級映画だし、「観たかったのはこんなのじゃない!」とは激しく思ったけど、スタッフサイドは少ない予算の中でも真剣に作ったんだろうなというのは総合的に観ても感じたので、それに免じて許してあげるよ。
あぁ、私も優しくなったなぁ。

評価:★★☆
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