沈黙の聖戦

BELLY OF THE BEAST／０３年／米／９３分／劇場公開
監督：チン・シウトン
出演：スティーヴン・セガール、バイロン・マン、モニカ・ロー、トム・ウー

＜ストーリー＞
元ＣＩＡ捜査官、ジェイク・ホッパーの最愛の娘ジェシカが誘拐された。タイのテロリスト組織はタイを旅行中だったジェシカと上院議員の娘サラを人質に取り、アメリカ政府に対し、１週間以内に仲間全員の釈放を要求するテープを送りつけてきたのだ。それを知ったジェイクは、自らの手で娘たちを救い出すことを決意、ＣＩＡが動き出す前に、単独でタイへと向かう。タイではかつての仲間たちの協力を得て、テロ組織に関する情報を集めていくジェイク。やがて彼は、この事件の背後にＣＩＡをも巻き込んだ巨大な陰謀が存在することを突き止めていくのだが…。（allcinemaより抜粋）
＜感想＞
今回の舞台はタイです。

タイ人なのに九州弁を喋るという意味不明な試みはさて置き、
ＣＩＡやタイ警察を巻き込みながら、オヤジが誘拐された娘の救出に乗り出します。

今作ではチン・シウトン監督らしい、ダイナミックなアクションが観れます。

オヤジにどつかれると推定３０ｍは軽くブッ飛ばされる豪快さ。
最強の敵と思われたオカマ（タイらしい(笑)）の刺客をあっさりと料理する痛快さ。
二丁拳銃をぶっ放しながら横っ跳びする華麗さ。

敵はムエタイ。
オヤジは合気道。

結果はオヤジ無傷の圧勝！！

娘が水着姿のまま拉致されている中、タイの女とベッドインするという「アンタ何やってんの」とツッコミまずには入られないどうでもいいシーンを入れながら、回し蹴り多用の武術を駆使し、押し寄せる敵を難なくぶっ殺し、見事勝利＆救出成功。

巨大組織を一人で壊滅させてしまう所が、やる時はやる最強オヤジです。

只、流石の最強オヤジでも呪いには勝てないのね＾＾；

かなり肉弾戦や銃撃戦のシーンが多いので、セガール・アクションは期待して下さい。
但し、難易度の高いアクションはモロ代役バレバレですが＾＾；

蹴ったり、殴ったりしている時は、顔は見せず、敵を倒し決まりポーズを取る時に、満を持してセガールの顔ドーン！！

笑っちゃうけど許せちゃうのがセガール作品の好い所かも。

あ、今回の相棒は僧侶上がりのタカ＆トシのハゲの方です（嘘）

オフィシャル・サイト（日本語）

参考：
『沈黙の戦艦』（沈黙シリーズ第１弾）
『沈黙の要塞』（沈黙シリーズ第２弾）
『暴走特急』（沈黙シリーズ第３弾）レンタル済み
『沈黙の断崖』（沈黙シリーズ第４弾）レンタル済み
『沈黙の陰謀』（沈黙シリーズ第５弾）
『沈黙のテロリスト』（沈黙シリーズ第６弾）
『沈黙の聖戦』（沈黙シリーズ第７弾）
『沈黙の標的』（沈黙シリーズ第８弾）
『沈黙の脱獄』（沈黙シリーズ第９弾）
『沈黙の追撃』（沈黙シリーズ第１０弾）レンタル済み
『沈黙の激突』（沈黙シリーズ第１１弾）レンタル済み
『沈黙の奪還』（沈黙シリーズ第１２弾）レンタル済み
『沈黙の傭兵』（沈黙シリーズ第１３弾）レンタル済み
『沈黙の報復』（沈黙シリーズ第１４弾）レンタル済み
『沈黙のステルス』（沈黙シリーズ第１５弾）レンタル済み
『沈黙の鉄拳』（沈黙シリーズ第１６弾）
『沈黙の鎮魂歌』（沈黙シリーズ第１７弾）
『沈黙の逆襲』（沈黙シリーズ第１８弾）レンタル済み

評価：★★★☆
１０／０３／０８ＤＶＤ鑑賞
アクション・サスペンス　スティーヴン・セガール　ＤＶＤ旧作

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沈黙の陰謀

THE PATRIOT／９８年／米／９８分／劇場公開
監督：ディーン・セムラー
出演：スティーヴン・セガール、ゲイラード・サーテイン、Ｌ・Ｑ・ジョーンズ

＜ストーリー＞
米北西部のモンタナ州。過激派リーダーのフロイドがＦＢＩに追われ投降。が、彼らは政府が極秘裏に開発していた新型ウイルスを服用していたため一帯を封鎖した。その地に移り住んでいた有名な免疫学者のウェスリー・マクラーレン博士の娘ホリーはウイルスの抵抗力を持っていた。脱走したフロイドはウイルスが突然変異のためワクチンが効かないと知るや、ホリーを捕らえ新型ワクチンの開発を狙う。マクラーレンは娘を救出し、人類を絶滅の危機から守るため先住民の医学生アンと決死の闘いに挑む。（allcinemaより抜粋）
＜感想＞
パニック映画の傑作『アウトブレイク』のヒットにあやかって作られた感じの作品。

ウイルスばら撒いたのが都会ではなく、ド田舎。
この小さすぎる規模設定になったのには訳があった。
解毒剤となる薬が、そこら辺に生えている赤い花だったから！！

何というご都合主義(笑)。

もしこれが大都会だったらどうしてたんだろうと言う野暮な考えは捨てましょう。

この田舎の危機に立ち向かうのがオヤジ。
役職は免疫学者の医者。
と言う事でウイルス捲いた過激派と戦うのではなく、あくまでも解毒剤開発に勤しむのが今作でのオヤジの仕事。

アクションという部分が少なく、ほぼ全編に渡って白衣姿か、眼鏡をかけてパソコンに向かっている姿しか映らない。

アクション映画としてではなく、パニック・サスペンスとして観ればそこそこ面白い。

町に派遣されてきた科学者や軍隊が防護服で身を固めている中、普段着姿でウイルスだらけの町を平然と歩きまわるオヤジはここでも無敵。

ウイルスすらもはね返す所が流石ですな。

余談だが、オヤジの娘を演じた少女が凄くキュートでしたよ。

参考：
『沈黙の戦艦』（沈黙シリーズ第１弾）
『沈黙の要塞』（沈黙シリーズ第２弾）
『暴走特急』（沈黙シリーズ第３弾）レンタル済み
『沈黙の断崖』（沈黙シリーズ第４弾）レンタル済み
『沈黙の陰謀』（沈黙シリーズ第５弾）
『沈黙のテロリスト』（沈黙シリーズ第６弾）
『沈黙の聖戦』（沈黙シリーズ第７弾）
『沈黙の標的』（沈黙シリーズ第８弾）
『沈黙の脱獄』（沈黙シリーズ第９弾）
『沈黙の追撃』（沈黙シリーズ第１０弾）レンタル済み
『沈黙の激突』（沈黙シリーズ第１１弾）レンタル済み
『沈黙の奪還』（沈黙シリーズ第１２弾）レンタル済み
『沈黙の傭兵』（沈黙シリーズ第１３弾）レンタル済み
『沈黙の報復』（沈黙シリーズ第１４弾）レンタル済み
『沈黙のステルス』（沈黙シリーズ第１５弾）レンタル済み
『沈黙の鉄拳』（沈黙シリーズ第１６弾）
『沈黙の鎮魂歌』（沈黙シリーズ第１７弾）
『沈黙の逆襲』（沈黙シリーズ第１８弾）レンタル済み

評価：★★★
１０／０３／０７ＤＶＤ鑑賞
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