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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で17周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

アミューズメント

2009年09月20日 23時27分12秒 | 洋画ホラー
AMUSEMENT/09年/米/85分/オリジナルビデオ
監督:ジョン・シンプソン
出演:キーア・オドネル、キャサリン・ウィニック、ローラ・ブレッケンリッジ

<ストーリー>
それぞれに拉致され、再会した3人を待ち受けるのは、殺人装置満載のアミューズメントパークだった。
<感想>
説明不足も甚だしいとはこの事かもしれんね。

3人の女性をそれぞれのパートに分けて繋ぎ合せていくという展開は面白味を感じた。

しかし、腑に落ちない点がかなり多く目立つ。

特に冒頭でのトラッカー&殺人鬼、中盤でのホテルにいた女性、更に終盤での取り調べ室に来た女医。

監禁犯とどういう接点があるのかさっぱり分からん。

結局の所、あのキチさんも何がしたかったのか理解出来ないし。

一つ一つのパートを丁寧に描いているようで、実はかなり大雑把な作り。

描きたい事は分かったが、細かな部分で荒が目立ち、最終的には全く纏まっておらず意味不明な映画でした。

上半身を切り開かれ生きたまま吊るされた女性たちの、キチさんによる実はドッキリな演出にはかなり驚かされたものの、それが全然作品に活かされていないのが実に勿体無い。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★☆
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ダニエル 悪魔の赤ちゃん

2009年09月20日 22時56分24秒 | 洋画ホラー
IT'S ALIVE/08年/米/83分/劇場公開
監督:ジョセフ・ラスナック
出演:ビジュー・フィリップス、ジェームズ・マーレイ、スカイ・ベネット

<ストーリー>
幸福な若夫婦の下に生まれた赤ん坊は、実は悪魔の申し子だった。
<感想>
決して傑作とは言えないけれど、カルト的な人気を博しているオリジナルを何時の間にやらリメイクされていたのが本作。

オリジナルでは奇形な赤ちゃんが冒頭から登場していたが、本作では見た目は普通の赤ん坊。
しかし蔭では動物を食ったり、訪ね人を無差別に惨殺したりと無茶していて、唯一その現実を知る母親がせっせと後処理しているという、内容としては同情も出来ないような平凡さ。

私ならさっさと親類や警察に相談するか、黙って始末してしまうだろうけど、何故か本作の母親は笑ってごまかしているので観ていてイライラ感が募るばかり。

何故これ程までの残忍な赤ん坊に愛おしさを感じているのか理解し難いが、逆に愛し過ぎた故に育児ノイローゼへと陥っていく様を視点を据えて描いているので、ラストシーンには重みがあったように感じた。

赤ん坊らしからぬ残虐的な殺し方や、後半でようやく観れる豹変した時の悪魔顔と、恐怖演出はそれなりに見応えがあり、薬物によっては奇形児が誕生するという皮肉に満ちたテーマ性もきちんとあるので、作品としてはそれなりに楽しめます。

関連作:『悪魔の赤ちゃん』(オリジナル)

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
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ウォッチメン

2009年09月20日 22時18分31秒 | 洋画アクション
WATCHMEN/09年/米/163分/劇場公開
監督:ザック・スナイダー
出演:マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グード、カーラ・グギーノ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェフリー・ディーン・モーガン、パトリック・ウィルソン

<ストーリー>
零落したスーパーヒーローたちが次々に殺される怪事件を軸に、架空のアメリカ近代史を描く。
<感想>
もっと非現実的な話なのかと思っていたけどそうでもないんだね。

予告編を観た限りでは人物たちはてっきり最初から特殊能力を持っているあっち側の人たちかと。
でも違った。
DR.マンハッタン含めスーパーヒーローたちは元は普通の人間。
なんちゃってヒーローなんだよなぁ。

163分もの長尺の中に何が詰まっているのか、正直展開ダレ気味の薄い内容だったらどうしようかと不安はあったが、これが濃い!

「ウォッチメン」面々の生い立ちを細かく、濃くそして圧倒的なグラフィックと共に見せる。
特に人間兵器と化したDR.マンハッタンのストーリーには彼の悲しみを節々に感じながらも圧倒されちゃったよ~。

冒頭でコメディアンが殺されてからは、話が二転三転とし、最終的には「平和」に対する壮絶な陰謀が暴かれていく。

前述したように個々の生い立ちを入れながらも、メインストーリーは盛り下がる事無く徐々に膨らみを増し、謎が謎を呼びながらも最後には全てのモヤモヤが解消され、更に綺麗事を言わせない

「人類を救うための多くの犠牲」

という黒幕に込められた熱い想いが無茶苦茶感を抱かせない納得のものだったから、どうにもそれが冷たく重くのしかかり、何とも言えない切ない感情が湧き起こりました。

いや~実に深い!!

ここまで深い物語だったとは、オープニングからは想像もしませんでした。

その時の喜怒哀楽によってコロコロと変わるロールシャッハの覆面、時には巨大化し、そして人類との決別を図るべく火星へと降り立つDR.マンハッタン。

美麗なCGアートもさることながら、ザック・スナイダー監督らしい人体破壊や切り株をも盛り込み、映像面でもかなり感動させられます。

人を選ぶ作品だと思うが、私としては尺を感じさせない程面白かったし、魅入られた事は確かです。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★★☆
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