チョコレート・ファイター

CHOCOLATE／０８年／タイ／９３分／劇場公開
監督：プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演：ジージャー、阿部寛、ポンパット・ワチラバンジョン、アマラー・シリポン

＜ストーリー＞
映像を観ただけで技を習得できる「武道の天才」の娘が、母を救うべくマフィアとの戦いに挑む。
＜感想＞
面白い！！

この一言に尽きます。

これまで『マッハ！』や『トム・ヤム・クン！』と強い男を主人公に取り上げてきたプラッチャヤー・ピンゲーオ監督だが、今回「女性を主役」との事で多少アクション面が下がるかと思っていたが、これが大きな間違いだと早々に考え改めさせられ、逆に興奮度がグワ～と駆け上がりました。

自閉症という難役ながらも、格闘シーンに入ると男性顔負けの凛々しい面姿勢になるジージャーが格好良いし、可愛いしで

もうヤヴァイ！！

目から鱗という言葉がぴったりの本編の大半を占めるノースタント・アクション・シーンは鳥肌もので

上記の対カポエラ戦を含め、文字では書き表せない猛特訓の末に生まれた多彩なる格闘技には感動すら覚えました。

白血病である母の治療費の為に借金を取り返そうとするも、行く先々で荒くれ者が襲ってくるという単純なストーリーながらも、時折ユーモアを入れながら人間離れした無敵の超人ファイトが怒涛のように押し寄せてくるので飽きる暇なし、ダレ場なしで大満足の１時間半でした。

願うならばジージャー主役でもう一本撮って欲しいですよ。

やっぱタイ映画は今、熱い！！

ＰＳ：タイ映画といえばオカマが定番ですが、本作では画面一杯にオカマ軍団が占拠するというある意味不気味なシーンが出てきますヨ。

オフィシャル・サイト(タイ語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価：★★★★
０９／０９／１０ＤＶＤ鑑賞
プラッチャヤー・ピンゲーオ　格闘技アクション　ジージャー　阿部寛　PG-12　ＤＶＤ新作

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１３日の金曜日

FRIDAY THE 13TH／０９年／米／９７分／劇場公開
監督：マーカス・ニスペル
出演：ジャレッド・パダレッキ、ダニエル・パナベイカー、アマンダ・リゲッティ、トラヴィス・ヴァン・ウィンクル、アーロン・ヨー、アーレン・エスカーペタ

＜ストーリー＞
行方不明の妹を探すため、クリスタル湖にやって来た青年がホッケーマスクを被った殺人鬼に襲われる。
＜感想＞
傑作スプラッター『テキサス・チェーンソー』のマーカス・ニスペルが監督した割には残酷度が意外と低かったのが惜しい。

マリファナ＆セックス＆バカをやる者は容赦なくぶち殺すといった『１３金』の王道をしっかり守った事に対してはリメイクとして又シリーズのファンとしては痛快だろうが、更に現代的に派手な殺しを付け加えておけばもっと陰湿になって面白くなったろうに。

結果的にはジェイソンの名を借りた大人しい目のティーン・ホラーとなった訳だが、意外な人物が最後の最後で殺されたり、ぼんぼん男トレントが浮気相手としてベッドインする淫乱女性ブリーのおっぱいがプルンプルンしていて気持ち良さそうで、俺も触って顔を埋めてみたい（オイオイ＾＾；）と思わせたこの２点に好印象を抱くも、う～んって感じ。

期待した程の出来じゃなかったけど、女優が皆綺麗だったからいいや(笑)。

オリジナルに対する敬意を込めたラスト・シーンも良い感じ。

関連作：『１３日の金曜日』（オリジナル）

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価：★★★
０９／０９／０９ＤＶＤ鑑賞
マーカス・ニスペル　スラッシャー・ホラー　マイケル・ベイ　ショーン・カニンガム　１３日の金曜日　リメイク　R-15　ＤＶＤ新作

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