いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

東京下町散歩(その4)

2013年05月12日 | 極楽日記(国内旅行)

 上野公園は美術館や博物館の集積地。ここは子供が一番喜ぶであろう国立科学博物館ですが、残念ながら時間の都合で入館ならず。

 こんな大きなシロナガスクジラの像。潜行するためにはずみをつけているところらしいです。6月から8月まで塗装修理により公開中止となるそうなので、見ておいて良かったです。

 D51も人気を集めています。

 この国立科学博物館の前にこんな銅像が。

 白衣を着て、試験管を見つめる野口英世の像です。一番有名だった黄熱病と梅毒についての発見は後に修正されましたが、北里柴三郎や志賀潔らに続いて、日本の細菌学と感染病理学を世界水準まで引き上げた功績は大きなものです。

 バスは上野寛永寺前の駐車場から入谷を経てお台場へ。山岡荘八「徳川家康」でも重要な役割を果たす天海大僧正を始祖とする天台宗寛永寺は、将軍家の菩提寺となり、その庇護により上野一帯を領有する日本最大級の寺院でしたが、幕末の戊辰戦争でほとんどが焼け落ち、明治政府の廃仏毀釈と恐らく徳川家への報復により接収。後に規模を大幅に縮小して再興し、現在に至ります。上野公園の正式名称が「恩賜上野公園」なのは、寛永寺から取り上げて官有地とした土地を、東京都に下賜したから。寛永寺にとっては面白くない名称かもしれませんね。

 お台場のシンボル、フジテレビ本社です。極楽家では民放はアニメのポケモン、ドラえもんとクレヨンしんちゃんぐらいしか見ないので、フジテレビ(名古屋では東海テレビ)には縁がないですなあ。

 お台場での持ち時間は2時間。一応デックスも覗いてみたのですが、レゴランドもマダムタッソーも長蛇の列で打つ手なし。仕方がないので外を散歩します。

 この自由の女神は、姫路の太陽公園よりずっと立派です。

 時間になったので、バスは湾岸線を東に走り、幕張のアパホテル東京ベイ幕張に到着。カフェのピザがなかなか本格的でおいしかったです。
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東京下町散歩(その3)

2013年05月10日 | 極楽日記(国内旅行)

 次は台東区に戻って上野動物園です。浅草からスカイツリー、上野のルートになりますので後戻り。多分、スカイツリーの予約の都合でしょう。この日(5月4日)はよりによって無料解放日。只でさえ混雑する上野動物園が、これでは人を見に行くようなものです。

 持ち時間が2時間しかないのに、パンダの待ち時間が80分。極楽息子(小)が待てるはずないので早々に断念しました。

 名古屋の東山動植物園が32haと広大なのに対し、上野動物園は14haしかありません。しかし年間入場者数は東山の200万人の倍以上で450万人。無料解放日には推定で5-10万人の入場者があるそうです。こうなると人の流れに沿って歩くしかありません。

 展示そのものはさすがに日本有数の動物園なので充実していますが、休む場所がないのは疲れますね。

 用心深いはずのアカショウビンも、1日何万という人に慣れてしまったのでしょう。

 ゆっくり寝ていられる動物が羨ましい。

 ペンギンと言えば旭山動物園ですね。いつか息子たちを連れて行きたいものです。

 動物の種類は大変多いですが、展示規模は東山動物園が大きいですね。フラミンゴもペンギンもバッファローも、東山の方が広々として動物が幸せそうに見えます。

 ゾウガメは、背中に乗せてもらえる沖縄のネオパークが楽しかったです。上野は動物の種類が充実しているものの、本格的な行動展示に踏み込む余裕はなさそうですね。

 混んでて疲れましたね。これだけ大きな動物園は、何回も行かないと良さがわかりません。なかなか上野まで行く機会はないでしょうが、これに懲りずに再訪しましょう。
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東京下町散歩(その2)

2013年05月09日 | 極楽日記(国内旅行)

 次の目的地はあれ。隅田川を渡って墨田区押上へ。距離はたいしたことないですが、やはり渋滞します。昼間の都内一般道路は自分で運転したくありませんので、バスは楽ちんです。

 東京スカイツリーは確かに混んでいますが、入場を管理しており、展望台も多層構造になっていて広いので、子供が景色を楽しめないほどではないですね。これは江戸川の河口付近で、遠くに葛西臨海公園の大観覧車が見えます。空気の澄んだ秋冬なら東京ディズニーリゾートも見えるはず。

 ほぼ南の方角です。左の方に特徴的な形の東京ゲートブリッジが見えます。

 西には東京ドームと、その向こうに新宿の高層ビル街が。

 近景では隅田川と墨田区役所、アサヒビール本社。吾妻橋を渡ればさっきの浅草。

 外が明るいので風景が白く飛んでしまいました。内蔵フラッシュが自動発光しましたが、光量が少ないので補正し切れなかったようです。

 これは何を見てるかって?

 床がガラスになっているコーナーは人気がありました。恐らくは樹脂を挟んだ強化ガラス製なので、簡単には割れません。それに少し下に同じ構造のガラスが見えましたので、万一上の層が割れても、下の層で受け止められます。

 地上の人たちが米粒のように見えます。
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東京下町散歩(その1)

2013年05月08日 | 極楽日記(国内旅行)

 今年の連休は東京行きです。久々の新幹線に期待も膨らみます。

 今回はパックツアーで、初日だけバスによる観光が付いています。東京駅(鍛冶橋交差点の駐車場)から隅田川沿いに浅草に向かいます。これは厩橋の付近ですね。名物の水上バスは浅草から隅田川を下って浜離宮、日の出桟橋を巡り40分で戻ってくるそうです。

 1880年に開業した日本最古の神谷バー。これも浅草の顔です。

 バスを花川戸の台東区民会館前で下車しました。二天門から入り、仲見世を通ってまずは雷門へ。

 息子の背に追い越される直前の母親の図。

 連休の仲見世はやっぱり混んでます。両側とも空いている裏道があるので、人の流れに逆行して歩く時には裏道を通るのが楽です。

 ここに来たらまず人形焼を。その名の通り発祥は日本橋人形町です。人形町で修行した職人が浅草で開業したのが始めらしいです。

 続いてあげまんじゅう。これも浅草独自と言うわけではなく、都内にいくつか有名店が散在します。

 こういう雑多な種類のお土産を見ているだけでも楽しめます。子供はそうはいかないでしょうが。

 好天に恵まれ、大変な盛況です。日本全国からのみならず、外国からの観光客もたくさん遊びに来ていました。お昼が近いですが、ツアーの都合上もう少し後で。時間があれば松屋の地下にでも寄りたかったです。境内の屋台は観光客価格で、「肉巻きおにぎり1個350円」が相場なので通り過ぎることにします。
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日産ギャラリーにて

2013年05月07日 | 極楽日記(日帰り)

 科学館の帰りに立ち寄った栄の日産ギャラリーです。超小型車の「ニューモビリティコンセプト」が展示してありました。前後2人乗りですが、平均的な成人男子より小さい極楽息子(大)が前に乗った状態で、後席は非常に狭くなります。普段は荷物置き場として、人間が乗れないことはないワンマイルシートと考えるべきでしょう。

 国土交通省がこの車種を横浜市内で一般家庭に貸し出して、普及の可能性などを調査しているらしいです。一家に一台の乗用車としてはEVの航続距離の短さが難点であり、日産リーフもメーカーが期待するほど売れていません。長距離移動を切り捨てて超小型車にする考え方もわからなくはないんですが、今時エアコンなしのクルマで子供の送迎なんかできますか?

 こちらは日本におけるモータースポーツの黎明期である1960年代に、その最高峰である日本グランプリに向けて日産が製作したレーシングカー、R381です。プリンスを引き継いだR380で実績を残したものの、ライバルのトヨタがヤマハ製新型エンジンを搭載した新型トヨタ7を参戦させたのに対抗して、GM製の大型エンジンを急遽調達したもの。レースに勝つには勝ったのですが、「技術の日産」の自負はどこにありや、という汚点にもなりました。

 R381の技術的な特徴はリアエンドに高く配置された可変ウィングでした。かなりの効果があったようですがグランプリ後に禁止され、後期型では控え目なリアスポイラーになります。この展示車両は後期型ですね。
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名古屋市科学館 常設展

2013年05月02日 | 極楽日記(日帰り)

 身動きできないほど混んでる特別展を抜け出して、常設展を見に行きました。これはホログラムかな。

 いろいろな水ポンプの実演。ドラえもん展と違って、実際に触って動かせるところがいいです。

 奇術の古典である下半身が消えて見えるトリック。鏡をうまく使ってテーブルの下の構造物を隠してあるだけのことですが、このトリックが広く知られる以前、薄暗い部屋でテーブルに乗った生首が話をする、というホラー仕立ての出し物では、失神者続出だったとも言われています。

 名古屋市科学館名物の竜巻ラボ。話題になった頃はすごく混んでいましたが、今は落ち着いて見学できます。

 これだけ大きいと竜巻らしいですね。

 ちょうど極楽息子(小)に「オズの魔法使い」を読み聞かせしているので、印象に残るでしょう。

 地味だが重要な歯車の各種形式。

 科学教育に理解のある地元企業、ブラザーによるミシンの展示。同社の事業としては、今ではミシンよりPC周辺機器の方が主力になっています。

 雲も自分で作れば面白い。

 恐竜と記念写真を撮って帰路につきました。
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名古屋市科学館 ドラえもんの科学みらい展

2013年05月01日 | 極楽日記(日帰り)

 極楽息子(大小)を連れて名古屋市科学館にやって来ました。

 開館したばかりなのに随分並んでいますよ。プラネタリウムの行列だけではありません。

 子供に人気の「ドラえもん」に出てくる科学技術を特集した特別展です。もちろん本物の秘密道具などないので、今の科学技術で何とかなるものを展示しています。

 タケコプターを今の技術で作ると、こんな大きさになってしまいます。子供には操縦できませんし、持ち運びも無理です。他に透明マントの実験などがあり、それぞれ長い行列ができていました。

 新しい映画だそうです。中の展示はどれも混んでてあまり楽しめませんでした。地下の特別展示室はあまり広くないので、1つ1つの展示物も小ぶりなものや動きのないものが多く、いつもなら大人400円、子供無料の入場料が、大人1,000円、子供500円になるほどの有難味はなかったように思います。
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