特集に惹かれて、30年ぶりぐらいにニュートンを買ってみました。教育社が出してた頃より薄くなった感じでちょっと寂しいです。創刊当時(1981年)からしばらくは科学雑誌ブームで、普通の本屋でも科学朝日とかポピュラーサイエンス、メカニックマガジン、クォークなどの学生向け科学雑誌や動物誌の「アニマ」などが売られていたものです。今残っているのはニュートンの他に、老舗の日経サイエンスや、子供向けの「子供の科学」ぐらいでしょうか。
ニュートンは初代の編集長が、NHKのテレビでも有名な地球物理学者の竹内均先生だったこともあって、天体や地学関係に力を入れていたような気がするのですが、今は生命科学の方が注目されやすいのでしょうね。内容は理科系の人には物足りないですが、ヴィジュアルで楽しめるように編集されているので、極楽息子(大)にはちょうどいいでしょう。日経サイエンスを定期購読しているので、ニュートンは毎号というわけにはいきませんが、気になる特集があれば応援したいと思います。