いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

香川県の観光

2011年04月13日 | 極楽日記

 今回は小豆島を一回りして、香川県本土の方は高松城跡を横目で見ただけですが、他の観光名所には何があるでしょう?せっかくの機会なので考えてみます。

 香川県は面積が1876平方キロと、大阪府と並んで日本一狭い都道府県であり、「平成の大合併」により広域化した岐阜県高山市にすら面積で抜かれてしまいました。人口は減少傾向にあり、100万人を切っています。それでも四国では愛媛の次に多いようです。面積が狭く、人が少ないということは名所の数が少ないことに繋がります。

 地形はおおむね平坦で、徳島県との県境に小規模な讃岐山脈がある程度。最高峰は1,060mと控え目。従って瀬戸内海に面した平地が観光の主体になります。

 温泉は小さいのが点在しているだけで、道後温泉みたいな歴史のある温泉町はありません。名物は讃岐うどん、素麺、醤油、オリーブなど。よほどの讃岐うどんマニアならともかく、うどんも素麺も名古屋で乾麺が買えますし、最近では讃岐うどんの店も珍しくありません。醤油に至っては腐らないので名古屋で買えば良し。香川の食物がまずいとは言いませんが、それを目当てに観光に行くだけのアピールがありません。

 これは私の故郷の徳島でも同じことで、墓参りのためだけに家族まで連れて行く気になれず、ついつい足が遠のくことになっています。徳島ラーメンだけのために名古屋から四国まで行けないでしょう?徳島は生まれただけで、幼稚園から学校はほとんど名古屋だったので、友達がいるわけでもないですし。せめて有名な温泉でもあればなあ、と実家の親父と話したことがあります。

 歴史的な名所ということになると、古戦場だった屋島と、金刀比羅宮でしょうか。屋島の合戦は有名ですが、源平時代の遺構があるわけではないので難しいところ。金刀比羅宮も立派だけど、子供には小豆島の方がいいかなあ。やっぱり香川県単独の観光振興は難しそうですね。月並みながら、四国の他の県や、対岸の岡山などと組み合わせた観光ルートの方が楽しめると思います。
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