年々花見客の増える豊川市佐奈川河畔の桜です。ちょっと前までは地元の人しか知らない穴場だったのですが、三河でも有数の名所になってしまったようです。向こうに見えるのは標高789mながら「三河富士」の名もある本宮山。三河一ノ宮である砥鹿神社(とがじんじゃ)の本宮があったことからこの名になったようですが、今は奥宮だけ残して麓に引っ越しています。
三河には圧倒的な高山がないため、「三河富士」と呼ばれる山は他にもいくつかあるようです。標高だけなら長野県との県境にある茶臼山(1415m)が最高峰ですが、周りがかなりの高原なので、山頂がちょいと出ているだけに見えて、姿があまり印象的でないため候補から外れたのでしょう。確かに本宮山の方がまとまった姿です。
背景の「サティ」が今年から「イオン」に変わっています。
「三国志」が大好きなので、桃園の誓いならぬ桜堤の誓いでもしているのかも。義兄弟じゃなくて本当の兄弟ですが。
近寄っても引いても、桜はきれいです。5月に角館で桜を見るツアーを申し込んであったのですが、震災で取り消しになってしまいました。被災した地域ではないので、旅行することで少しは東北の経済に貢献できたはずなので残念です。