いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

小豆島小旅行(その5)

2011年04月08日 | 極楽日記(国内旅行)

 分教場セットの中は当時の小学校を再現してあります。

 本当はここに御真影とか教育勅語が掲示してあったはず。習字も「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」「ヒノマルノハタ バンザイ バンザイ」などの軍国調が入っていたと思います。時代はまさに戦時だったのです。

 分教場セットの他にも映画村内は昭和初期の雰囲気を楽しむ公園になっています。

 こんな小川が流れていますが…。

 泳いでいるのは大きな真鯛や石鯛、ボラなどの海の魚。小川じゃなくて、海の水を引き込んだ生簀なんですね。有料で餌やりもできますので一種の養殖になるのかも。間違いなく子供には一番人気の場所です。

 映画村ですから映画の資料館もあります。「二十四の瞳」も「東京物語」も日本人の郷愁をそそる瀬戸内海の風景が背景として生きており、映画を見るだけで、うららかな日に小豆島の浜や尾道水道を眺めに行きたくなります。今度山陽地方に行くことがあれば、尾道の浄土寺にはぜひ寄ってみたいものです。

 1954年の映画の予告編を流していました。「女(おなご)先生」とあるのは戦争まで女教師は少なかったから。働き盛りの男が多く出征したため、女性教員が積極的に採用されたのでしょう。

 こんな重いものをお土産にする人がいるのかな?そうでなくとも小豆島のお土産は難しくて、名産の醤油や素麺も重量があるため、子連れのバスツアーではおいそれと手が出せません。オリーブの苗木もあちこちで売っていましたが、誰が買うんでしょう?
コメント
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