お盆はどこも混むし高いので、名古屋から動かないことにしました。いつも行くお店はお盆でもだいたい開いているので、遠出しなくても退屈しのぎに困ることはありません。東名高速で43km、東北自動車道で112kmの渋滞と出ていましたので、高いガソリンを無駄に使って遠出する気になれません。東北の人はどうしてもお盆に帰省したいのでしょうね。毎年、東北自動車道が最長の渋滞になるのは恒例です。
祖先を崇敬する隣の国、韓国では「チュソク(秋夕)」と呼ばれる墓参りのための休日があって、極端にソウルに集中した人口が、一斉に故郷を目指して移動するので大混雑になるそうです。チュソクは旧暦の8月15日なので、やはりお盆ということです。今年のチュソクは10月6日で、5日から7日までが日本のお盆休みに相当するらしいです。ソウルナビなどで調べてみると、チュソクのイベントがある反面、有名な飲食店でもかなり休みが多いようなので、普通はこの時期の韓国旅行を避けるべきでしょう。
絵本「ソリちゃんのチュソク」では平均的な都市のサラリーマン世帯がチュソクに里帰りする様子が描かれており、渋滞した路肩で食事をする人たちや、赤ちゃんを背負い、両手に荷物を持って生まれ故郷に帰る一家の奮闘を描いており、子供の頃を思い出して微笑ましくなります。
昭和40年代の日本には高速道路も少ししかなくて、夏休みの帰省や旅行は時間の掛かるものでした。今の軽自動車より狭い2代目スカイラインに一家5人と荷物を満載して、故郷の徳島まで足を伸ばしたものです。
余裕のお兄ちゃんと違って、こちらは緊張しているのでしょうか。なかなか凛々しいです。生後50日になって、「クーイング」と呼ばれる簡単な発声が始まりました。赤ちゃんらしい「喃語(なんご)」は半年ほどで聞かれるようになります。