今日はそうし君を特集してみました。まずは製作者である私の弟から。
次はそうし君のママですね。どっちに似ているんでしょうか。
人間の新生児は、生き残る確率を高めるためにとりあえず父親に似る、という研究を見たことがあります。興味のある方は日経サイエンスのバックナンバーを探してみて下さい。母親は「お腹を痛めた子」ですから間違いようがありませんが、原始時代の乳児は父親をはっきりさせることで、父親から保護してもらう必要があった、という仮説です。納得できますね。
古代の中国でも、親に肖(に)ないことを「不肖(ふしょう)」と言って親不孝と考えました。とりあえず子供が姿、形だけでも親に似てくれれば、親の命を継ぐ者として大事にされたということです。西洋でも、人間が「神の似姿」であり、だから最も神に愛されているのだという考え方があります。自分を継いでくれる者は愛しいのです。
それが昨今では、明らかな自分の子を虐待する親が新聞を賑わせており、嘆かわしい限りではありませんか。少しでも自分に似てくれれば、有頂天になって可愛がるのが普通の親というものです。
私が目を合わせると落ち着かない顔をしますが、極楽息子(大)には警戒を解くようです。この二人は気が合うらしく、どちらもトウモロコシが大好きです。そうし君と極楽息子(小)は、一緒にしておくとなぜかパンチの応酬になるので離してあります。
お姉ちゃんのしーちゃんもやって来ました。