こたなたよりこんなこと

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わの傾き最大!見なきゃソンソン今年の土星

2017年06月25日 | プラネタリウム

 「プラネタリウム」のお話の時、基本はその「投影時のタイトル」を使用していますが、今回のは長いですね…。今月の「久喜プラネタリウム」の投影タイトルがこの「わの傾き最大!見なきゃソンソン今年の土星」なんですよ。このタイトルの長さから「印刷物」にするときのレイアウトなどが大変だったそうです。当然今までの投影タイトルの長さで一番長いタイトルだそうです。

 内容としては当然ながら「土星」の話で、今年は「15年振りに「土星の環の傾き」が最大になり、土星の環を見るには一番の時期なのです。それと、「2004年」から「土星」を調べていた「カッシーニ探査機」が運用期間を終えて「グランドフィナーレ」を迎えるのです。

 土星の環は「地球」から見ると傾いており、その傾きは「30年」の周期で動いており、今年はその傾きが最大なワケなのです。ちなみに「最大」の時があるなら「最小」の時期もあるワケでして、7年前に「環の傾き」が地球から見て水平となった時期がありました。

 それで、「土星の環の厚さ」ってどれくらいだと思いますか?環の直径は8万キロもあるのに「厚さ」はなんと「最小で10m、最大で1㎞」ほどと最も厚みのある場所でも「直径の1/8万しかないのです。それを「9天文単位」離れた地球から見れば見えるワケもないので「環が見えなくなる」、「環の消失」が起こるのです。

 それはさておき、今年は「環の傾き」が最大なので「環」を見るには絶好の機会ですし、何よりも「土星」と言えば「環」ですからね。「見頃」な時期なんですよ。

 それと、もう一つの話題である「カッシーニのグランドフィナーレ」。これは「土星探査船」である「カッシーニ」が運用期間を終え、その最後に土星へ墜落させるのですが、それまでの期間、土星の環の内側から土星を観測すると、今までどの探査機もしたことが無い事をしました。今回の「グランドフィナーレ」以外にも土星の第6衛生である「タイタン」の「メタン」による「海」と「川」を発見したり、「エンケラドス」の氷の下に海がある事を発見したりと、多くの観測結果を残しました。

 この「カッシーニ」の「グランドフィナーレ」は「9月15日」に行われる予定です。

 今回の「日の出」曲が「ザ・クロマニヨンズ」の「土星にやさしく」なんですよね…。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「精霊世界」での1年は地球での64年なので、地球の1年を精霊世界では「1節季」というので、今節は土星が見頃なのですよ。

 

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