こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

雨の日でも車椅子で外出を。

2017年06月24日 | 一般

 私の母は外出する時は「車椅子」を利用しているのですが、いかんせんこの「梅雨」の時期、「雨」だと「車椅子」で出かけるのはかなり困難を極めます。基本的にウチの場合ですが「介助者が車椅子を押す」ので、まず「押している介助者」は車椅子を押しているので当然ながら「傘がさせない」。かといって、「車椅子に乗っている人」が傘をさすと「介助者」の邪魔になる。

 散歩や遊びに出かけるくらいなら、延期すれば良いのですが、「通院」や「どうしても外せない予定」などは行かないワケには行きませんから、かなり苦労していく事になり、介助者も乗っている方もずぶ濡れ状態になるのです。

 そんなワケで探してみました。「車椅子用レインコート」を。

 始めは「自転車用のポンチョ」でも良いかな?と思っていたのですが、やはり専用品には適いませんからね。今回は「amazon」で「車椅子用レインコート」で検索したのですが、安いのは「3,000円」くらいからありますが、さすがにそれはと思い、1万円以下で探す事に。選ぶからには素材は当然「防水透湿素材」を使用しているのが絶対条件ですよ。やはり蒸れるのはキツイですからね。

 そんな条件で選んだのが「おでかけメイツ 車椅子用レインコート」。

 「防水透湿素材」を使用し、サイズは「フリーサイズ」。今回は「明るめの色」と言う事で「ライム」を選択。

 さて、実際に使用してみてですが、装着方法はいたって簡単。「車椅子」に座った状態で、車椅子から全体を被せるようにして、押し手も足載せも全て被せちゃいます。そして裾のゴムひもを引いてたるまないようにするだけ。

 フードはかなり大きめですが、ツバの部分が「透明ビニール」になっているので、結構深く被っても前は見えるようです。襟元はジッパーで開閉でき、そのスキマから雨が入りそうですが、返しもありますし、フードが大きめなのでそうそう雨が入ることが無いとは思います。気になるようでしたら、首の辺りにタオルを巻いておくと良いかもしれませんね。そして肌に密着しているぶぶんがほぼ無いので、思ったよりも通気性は良いようです。

 ただ、欠点としては、裾をゴムで締めるのですが、どうしても「たるみ」が出てしまい、それがタイヤと擦れるのですよ。まぁタイヤにあたる部分は、車椅子のサイドサポートの外ですから破けても、そんなに影響はありませんが、「擦れている」と言うのはあまり精神上良いモンではありません。でも、構造上コレはしょうがない部分なんでしょうね。

 ともかく、コレで雨の日も「車椅子」で出かける事が可能になりましたよ。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。「人魚姫」の童話のように「歩く」事が不自由な「幸」さんは両手に杖を使っているので雨の日は大変なのですよ。なので「車椅子」での苦労も解るワケですよ。ちなみに背景が「おけかけメイツ」を使用した状態の後方からなのです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なんだかんだで「アディダス... | トップ | わの傾き最大!見なきゃソン... »

コメントを投稿