寒い、寒いですね。での今日はそんな中でも観望会ですよ。まぁその前に今月の「久喜プラネタリウム」の番組は「秋の夜長の星物語」です。今回の番組は、いつもと違って「ペルセウスの冒険」 「天馬ペガススの一生」 「秋のお誕生日星座」の3本立てですよ。ただ、この3本も、1投影で3つのお話では無く、投影によって「ランダム」なんですね。
今回私が見たのは「天馬ペガススの一生」でして、2011年11月番組でした。内容はこんな感じです。
さて、ペガススの誕生は「エチオピア王家」の話で「メデューサ」の首を切った時に生まれたとか、メデューサの首を切った時に飛び散った血が岩に付き、そこから生まれたなどの諸説がありますね。そして、ペルセウスの愛馬となってティアマトを戦う場面で活躍します。でその後は?というと、この「エチオピア王家」の話とは別の話で登場します。
それが「ベレロフォン」の話です。「キマイラ」を退治する時に「女神アテナ」から「金のくつわ」をもらい「ペガスス」を手懐け、見事に「キマイラ」を倒します。そしてベレロフォンはその活躍から「神の使い」といわれ、調子に乗って、「神になる」とペガススで神々の国を目指します。しかし、所詮は思い上がった人間。ゼウスの放った「アブ」がペガススを一刺しすると、驚いたペガススはベレロフォンを振り落としてしまいます。ベレロフォンは地上へ落ちましたが一命は取り留めたのです。しかし。失明し、歩けずと一生不便で苦労した生涯を送ったそうです。一方ペガススは、そのまま天に昇り、星座になったとの事です。
これだけですとただの再投影ですが、最後に「ペガスス座51番星」に系外惑星が初めて発見され、その衛星が通称で「ベレロフォン」と呼ばれていましたが、現在は正式に別名がつけられたそうです。
正直過去の番組なので、私は全部見た事があるんですけどね。ともあれ、秋の夜長に星物語はいかがでしょうか?