7月17日(休)
いったい梅雨空はどこへ行っちゃたのでしょうか。いやー、毎日暑いこと。
その暑さにかまけて少々無気力になっていたのか、三週間ほどブログの記事から遠ざかっていました。
でも、ずっとボーッとしていたわけではありません。
この三連休は、大宮のKAZU君が逗子に滞在していて、海水浴には付き合えませんでしたが、昨日はプールで目いっぱい遊んで、
土曜日には、9才の
誕生祝いもしました
また東京のKANA君も、先週と今週、連続してお休みの日に遊びにやって来て、一時でしたが、今日はKAZU君と仲良く遊ぶことができました。
はしゃぐ子の火照った顔と暑気払ひ 弁人
それなのに、孫たちのフォトがないのは、合間を縫うように高校野球の観戦に出かけていて、とにかく地方球場はどこも炎天下ですから、家に帰って孫の顔を前にしても、カメラを手にする余裕もなく、ビールをあおって床に入るのが精一杯だったからです。
さて、甲子園の予選。長いこと神奈川の高校野球に携わって来たこともあって、思い入れはかなりあるのですが、7年間の明石暮らしのブランク。たしかに、今も横浜高校や東海大相模など、強豪校の顔ぶれはそんなに変わらないものの、学校統合や再編が進んで、耳慣れない校名がいっぱいで戸惑います。
プロも注目する好投手を擁して第一シードになっている星槎国際という名前も目新しい。どうも数年前から登場した学校のようです。
この球場も初めて行きました。
横浜薬科大球場
そうそう、一昨日横須賀スタジアムでの野球観戦からの帰り、京急金沢八景駅で新逗子行きの電車に乗ろうとしたら、
なんと、イエローハッピートレインでした
(新逗子駅にて)
京急1000形の人気車輛で、この一編成しかないのでめったに出会いません。久里浜方面の「快速特急」なんかで時折見かけますが、前に一度逗子の踏み切りで見たことがあるので、逗子線に入ってくることもたまにはあるのです。
おじいちゃんの帰りを家で待っているKAZU君を乗せたかったなと、残念な気分でシャッターを切りました。
駅を出ると、横浜方面へ向かって
踏み切りを通過して行きました
ところで、高校野球の神奈川大会。
かつての同僚が率いる第三シードのチームが、延長で初戦敗退したのは残念でしたが、その監督と苦労をともにした学校(今は統合で学校名が変わっているのですが)が二連勝。その次に関わった逗子の丘の上にある学校も二戦目で第二シード校を撃破。もし両方とも次戦を勝ち抜けると、4回戦でこの二校が対戦することになりまして、とにかく今後の展開が楽しみで目が離せません。
野球は面白い。アマチュアもプロも、今のところは、だいたい私の望む通りに進んでくれていてご機嫌です。
そこで今年のカープ。
オールスター戦の前まで「52勝29敗2分」の貯金「23」。優勝した昨年が「52勝33負2分」でしたから、負けが4つほど少ない。
昨年のぶっち切りを思い出すと、あとは時々勝ちを拾っていけば、そのままゴールしそうな勢いで、どうも今年も優勝できそうだという確信めいた感じを持っています。
実は、カープが二位以下に5ゲーム以上の差をつけて独走態勢とか言われても、とてもとても安心はできませんでした。
開幕直後に病いに倒れたジョンソンとずっと調子が出なかった野村。開幕から約二ヶ月、先発二枚看板を欠いていたといってもいいのです。それでも貯金ができたのは、ただただ、勢いに乗った打線がカバーしてきただけだったからです。
先発投手でいえば、岡田、大瀬良という若手が勝ち星を積み重ねていますが、二人とも制球力不足は否めず、驚異的な打線の援護と救援陣の好投がなければ、今のような勝ち星は望むべくもなかったでしょう。
好調な打線といっても浮き沈みはつきもの。点の取れないゲームが何試合か続けば、あっという間にチーム全体が転落しかねないと心配していました。
そんな心配の種の一つになっていたのが、5月の初めの、タイガースに9点差をひっくり返されたゲームです。まさに球史に残るかもしれない大逆転劇を喰らいました。原因の一つは先発岡田の7四死球でしたが、それはともかく、9点差のゲームを後半でひっくり返されるようなチームがペナントを制するなんて、ふつうはありえないと思いませんか。
もしそんな思いを覆すとしたら、どこかで同じような逆転劇をやり返すしかないと思ってみたのですが、現実にはそんなことはなかなか起こってはくれません。
ところが起きました。7月7日のヤクルト戦でした。
6回を終わって7対1でヤクルトのリード。カープ2点返すも8対3の5点差で9回表の最後の攻撃に。この土壇場で3本のホームランが出て9対8で勝ちました。
まあ、ここで優勝への不安材料が一つ解消。
二つ目、オールスター戦が近づいて来たころ、若手の先発陣の中の一人の藪田投手がほぼ完璧な投球を見せました。そして前半戦の最後に、それまでくすぶり気味だった野村と、復帰した後しばらく今一つの結果しか出せなかったジョンソンの二人が昨年の調子のよい時に匹敵するピッチングを見せてくれました。
あとは、制球力不足とはいえ球威のある岡田・大瀬良がそれなりに投げてくれれば、開幕以来今一つの感だった先発陣に5本柱が確立するわけで、多少打線が湿ったとしても、同一カードでの3連敗が続くことでもない限り、このままゴールできそうな感じがしてきました。
「まあ、たまに勝って行けば大丈夫」という感じでこの記事を書き始めましたが、先ほどカープが1-2でタイガースに負けてゲーム差が「8」から「7」になりました。
でも、相手はエースのメッセンジャー。野村も2失点ですからこんな時もあります。
「勝負事はゲタを履くまでわからない」と自戒しつつ、今のところは、まだのんびりとした気分でいられます。
正念場鯉追ふ虎も玉の汗 弁人
贅沢でしょうか、最後にちょっとだけ気になること。
昨年「神ってる」と言われて、今年はほぼ4番の座に定着したカープの若きホープの鈴木誠也選手。凡退した時に見せる、いかにも「情けない」というような表情。たぶん自分に対しての歯がゆさと悔しさの現れなのでしょうが、見た目、ふて腐れた感じに見えて雰囲気がよろしくないと感じています。野球は「フォア・ザ・チーム」。勝ってる時も負けている時も「すまん、次、挽回するから」という前向きの表情を見せてほしいのですが。
いったい梅雨空はどこへ行っちゃたのでしょうか。いやー、毎日暑いこと。
その暑さにかまけて少々無気力になっていたのか、三週間ほどブログの記事から遠ざかっていました。
でも、ずっとボーッとしていたわけではありません。
この三連休は、大宮のKAZU君が逗子に滞在していて、海水浴には付き合えませんでしたが、昨日はプールで目いっぱい遊んで、
土曜日には、9才の
誕生祝いもしました
また東京のKANA君も、先週と今週、連続してお休みの日に遊びにやって来て、一時でしたが、今日はKAZU君と仲良く遊ぶことができました。
はしゃぐ子の火照った顔と暑気払ひ 弁人
それなのに、孫たちのフォトがないのは、合間を縫うように高校野球の観戦に出かけていて、とにかく地方球場はどこも炎天下ですから、家に帰って孫の顔を前にしても、カメラを手にする余裕もなく、ビールをあおって床に入るのが精一杯だったからです。
さて、甲子園の予選。長いこと神奈川の高校野球に携わって来たこともあって、思い入れはかなりあるのですが、7年間の明石暮らしのブランク。たしかに、今も横浜高校や東海大相模など、強豪校の顔ぶれはそんなに変わらないものの、学校統合や再編が進んで、耳慣れない校名がいっぱいで戸惑います。
プロも注目する好投手を擁して第一シードになっている星槎国際という名前も目新しい。どうも数年前から登場した学校のようです。
この球場も初めて行きました。
横浜薬科大球場
そうそう、一昨日横須賀スタジアムでの野球観戦からの帰り、京急金沢八景駅で新逗子行きの電車に乗ろうとしたら、
なんと、イエローハッピートレインでした
(新逗子駅にて)
京急1000形の人気車輛で、この一編成しかないのでめったに出会いません。久里浜方面の「快速特急」なんかで時折見かけますが、前に一度逗子の踏み切りで見たことがあるので、逗子線に入ってくることもたまにはあるのです。
おじいちゃんの帰りを家で待っているKAZU君を乗せたかったなと、残念な気分でシャッターを切りました。
駅を出ると、横浜方面へ向かって
踏み切りを通過して行きました
ところで、高校野球の神奈川大会。
かつての同僚が率いる第三シードのチームが、延長で初戦敗退したのは残念でしたが、その監督と苦労をともにした学校(今は統合で学校名が変わっているのですが)が二連勝。その次に関わった逗子の丘の上にある学校も二戦目で第二シード校を撃破。もし両方とも次戦を勝ち抜けると、4回戦でこの二校が対戦することになりまして、とにかく今後の展開が楽しみで目が離せません。
野球は面白い。アマチュアもプロも、今のところは、だいたい私の望む通りに進んでくれていてご機嫌です。
そこで今年のカープ。
オールスター戦の前まで「52勝29敗2分」の貯金「23」。優勝した昨年が「52勝33負2分」でしたから、負けが4つほど少ない。
昨年のぶっち切りを思い出すと、あとは時々勝ちを拾っていけば、そのままゴールしそうな勢いで、どうも今年も優勝できそうだという確信めいた感じを持っています。
実は、カープが二位以下に5ゲーム以上の差をつけて独走態勢とか言われても、とてもとても安心はできませんでした。
開幕直後に病いに倒れたジョンソンとずっと調子が出なかった野村。開幕から約二ヶ月、先発二枚看板を欠いていたといってもいいのです。それでも貯金ができたのは、ただただ、勢いに乗った打線がカバーしてきただけだったからです。
先発投手でいえば、岡田、大瀬良という若手が勝ち星を積み重ねていますが、二人とも制球力不足は否めず、驚異的な打線の援護と救援陣の好投がなければ、今のような勝ち星は望むべくもなかったでしょう。
好調な打線といっても浮き沈みはつきもの。点の取れないゲームが何試合か続けば、あっという間にチーム全体が転落しかねないと心配していました。
そんな心配の種の一つになっていたのが、5月の初めの、タイガースに9点差をひっくり返されたゲームです。まさに球史に残るかもしれない大逆転劇を喰らいました。原因の一つは先発岡田の7四死球でしたが、それはともかく、9点差のゲームを後半でひっくり返されるようなチームがペナントを制するなんて、ふつうはありえないと思いませんか。
もしそんな思いを覆すとしたら、どこかで同じような逆転劇をやり返すしかないと思ってみたのですが、現実にはそんなことはなかなか起こってはくれません。
ところが起きました。7月7日のヤクルト戦でした。
6回を終わって7対1でヤクルトのリード。カープ2点返すも8対3の5点差で9回表の最後の攻撃に。この土壇場で3本のホームランが出て9対8で勝ちました。
まあ、ここで優勝への不安材料が一つ解消。
二つ目、オールスター戦が近づいて来たころ、若手の先発陣の中の一人の藪田投手がほぼ完璧な投球を見せました。そして前半戦の最後に、それまでくすぶり気味だった野村と、復帰した後しばらく今一つの結果しか出せなかったジョンソンの二人が昨年の調子のよい時に匹敵するピッチングを見せてくれました。
あとは、制球力不足とはいえ球威のある岡田・大瀬良がそれなりに投げてくれれば、開幕以来今一つの感だった先発陣に5本柱が確立するわけで、多少打線が湿ったとしても、同一カードでの3連敗が続くことでもない限り、このままゴールできそうな感じがしてきました。
「まあ、たまに勝って行けば大丈夫」という感じでこの記事を書き始めましたが、先ほどカープが1-2でタイガースに負けてゲーム差が「8」から「7」になりました。
でも、相手はエースのメッセンジャー。野村も2失点ですからこんな時もあります。
「勝負事はゲタを履くまでわからない」と自戒しつつ、今のところは、まだのんびりとした気分でいられます。
正念場鯉追ふ虎も玉の汗 弁人
贅沢でしょうか、最後にちょっとだけ気になること。
昨年「神ってる」と言われて、今年はほぼ4番の座に定着したカープの若きホープの鈴木誠也選手。凡退した時に見せる、いかにも「情けない」というような表情。たぶん自分に対しての歯がゆさと悔しさの現れなのでしょうが、見た目、ふて腐れた感じに見えて雰囲気がよろしくないと感じています。野球は「フォア・ザ・チーム」。勝ってる時も負けている時も「すまん、次、挽回するから」という前向きの表情を見せてほしいのですが。