チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「立冬」とは思えない日、銀座界隈を歩く

2023-11-09 17:47:35 | お出かけ・散策
11月9日(木)

 「やっと秋が来たな」と思っていましたが、11月に入っても「夏日」連続の日本列島。「こんな地球に誰がした」と嘆いてみても始まりませんか。

 そう、昨日の8日は「立冬」の日だったのです。外に出るにはジャンパーなんぞを着込んでという時期なのに、カッターシャツにベストという軽装で東京行きの電車に乗りました。

 実は、ちょっと手に入れたい本があって、八重洲ブックセンターへ行こうかなと思って家を出たのですが、「そういえば、ブックセンター、再開発かなんかで閉店したとか耳にしたなあ」と思ってみても後の祭り。せっかく東京へ行こうと出かけたのだからと、

  日本橋の「丸善」へ
  

 首都東京、町並みは日々変化し続けていて、東京下町で生まれ育った自分も全くの「お上りさん」気分に浸れます。

 「なんともお洒落なお店」と、前に行くと、
  なんと「はいばら」
  

 20年近く前、総合学習の教材に和紙が必要になって、品定めに来ましたが、その頃はまだ表通りから少し入ったところだったのに。


   天高し二十四節気が詩語と成り  弁人


 さて、天気も良いので、「新橋辺りまで、銀ブラでもしてみようか」と思って辺りを眺めると、すぐ先に高速道路に覆われた「お江戸日本橋」が見えています。
 高速道路を地下化する工事が始まるとも聞いていたので、昭和・平成時代のみじめな姿もそろそろ見納めかもしれません。

 後世の人たちは、きっと呆れるでしょう、
 「こんな時代もあったのか」と
  

 日本の全ての街道、
  「ここに始まる」と
  
  

 コロナ騒動の前、「せめて箱根の手前くらいまで、東海道を歩いてみようか」と思ったことがあったのですが、忘れていました。「現代の東海道、富士山の見えるところがどのくらいあるのか、実際に歩いて確かめたい」とか思っていたのですがね。

 雲ひとつない秋晴れ?、「とりあえず、今日、街道歩きの一歩目を踏み出しておこうか」と、ふと思い立って中央通りを京橋方面へ歩き出しました。

 銀座4丁目。服部時計店の例の時計。
  「えっ、ミッキーマウス」
  

 どうも、ディズニー100周年とコラボした期間限定仕様らしく、スマホカメラを向ける人がたくさんいるので、つい私も振り返ったわけですが、納得です。

 というより、ミッキーの指す時間、12時40分。お昼ご飯ですよ。実は、以前テレビで見たのですが、「今度銀座に行った時には」と思っていたお蕎麦屋さんがありまして、みゆき通りを右に入って西銀座方面へ。

 泰明小学校のそばの「泰明庵」。
  今回は「天ざる」を
  

 再び、銀座通りに戻って、てくてく。

 8丁目を過ぎて高速をくぐったすぐ先に、
  「銀座の柳」の歌碑
  

 歌ったのは四谷文子とか。たぶん、戦前の歌なんでしょう。私にはなじみがありません。藤山一郎の「東京ラプソディー」なら知っていますが。

 さて、昔の東海道。今の道でいうと、新橋で中央通りから第一京浜(国道15号)に入ります。

 頭上に「ゆりかもめ」の新橋駅。
  真下をくぐります
  

 最初の宿場は「品川宿」ですから、その辺まで歩かないといけないのかもしれませんが、お昼のビールが効いたのか、ちょっとかったるくなってきました。

 ということで、今日はここまで。
  浜松町近くの「大門」
    

 今日は4㎞くらいでしたが、日本橋から
  京都までは
  

 「五〇三粁」とありますから、とりあえず「500㎞」を切りました。まあ、京都までは行きませんがね、「ういらう」の小田原までくらいを目標にしましょうか。


   何気なく踏み出す一歩 秋うらら  弁人



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