チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

2016年を迎えて

2016-01-01 03:00:00 | 身辺雑記
  謹賀新年
         


 8年ぶり。正月明けに明石へ戻る予定のない、逗子の我が家に腰を据えた元旦がやって来ました。

 明石海峡の
  初日の出を思い出します
  

 今日の午後、熊本から戻って来るKAZU君とはあと二晩。三日のフライトで再びオランダへ飛び立って行きます。
 
 2016年のスタートはそれからということでしょうが、はたして、どんな時間が待っているのでしょうか。安穏な一年であってほしいと願わずにはいられません。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 さてさて、外に目を向けると、世の中、わがままと身勝手が交錯したような、如何ともし難い現状が私たちの不安をかきたてています。
 大国の軍事力に対抗するかのように勃発するテロ。そこから生まれる報復の連鎖。

 万物の霊長ともいわれる人間は、やはり、この程度のものだったのでしょうか、テロを起こすほうも、それを叩きのめそうとするほうも、理性的なもののかけらすら見えません。
 そんな子どもじみた抗争の中で、もともと大人だった人間も、気がつかないうちに他者に対する寛容さを失って行く現実。

 「あなたがたは何を考えているのか」と問いかけることのできる大人の国家がどこかにあってほしい。

 あーあ、他者に対する寛容さにあふれ、「私は手を上げないから」という安心感があり、外交力で勝負できる存在。そんな国家があるとすれば、「集団的自衛権」など認めない日本がいちばん近かったのに、日本の為政者も、やはり大国の指導者と「同じ穴の狢」なのでしょうか。

 ~ご近所の若造が身勝手な振る舞いをする。隣りの悪ガキが悪あがきをする~

 やはり、げんこつを振り上げるしかないのでしょうか。「そんなことでは信用を失い、自滅だよ」と諭してあげるほうが大人だと思うのですが。

 新年早々、こんなことを思っているんですから、まともな「初夢」は見られそうにありませんが、二人の孫を含め、これからの人間社会を担って行く若者たちに申し訳なくて、つい、つぶやいてしまいました。

 皆さま、どうぞよいお年を。


   潜望鏡に荒波のみのお正月   弁人


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする