チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

厳しい残暑の中に「秋の気配」

2013-08-23 15:04:23 | 身辺雑記
8月23日(金)

 猛暑の中で、優勝候補が次々と姿を消して行った甲子園。昨日の決勝戦で、初出場の前橋育英が延岡学園を下し幕を閉じました。それにしても、1点差の目の離せない試合の多かったこと、今年も本当に熱い夏の夢舞台でした。

 月曜日の準々決勝の中継の中で、「赤とんぼが外野の芝生の上に舞っています」というアナウンサーの声がありましたが、実は、「暑い、暑い」とぼやいている一方で、秋の気配は少しずつ訪れているのです。

 それにしても、今年の夏は靄がかかったような薄曇りの日ばかりでした。連日じわっとした感じの暑さで、朝のジョキングもままならず、仕方なくウォーキングとなってしまいます。それでも大汗を掻くので、帰ったあとのシャワーが欠かせません。
 残暑はまだまだ続きそうですが、実は、お盆休みの真ん中の頃から空が少しずつ澄んできたような感じなのです。

 そのお盆休みが明ける頃の早朝でした。

 この日も涼しいうちにと海岸を歩きましたが、
  空が高い感じ
  

 お日様が顔を出すと、
  かんかん照りの澄んだ青空になりました
  


   昇る陽に炎暑の気配充ち充ちて   弁人


 部屋の斜め前には、
  炎天下に似合う夾竹桃が咲いています
  


   青空を愉しみ盛ん夾竹桃   弁人


 赤い花は八重ですが、
  右のピンクのほうは一重です
  

 そういえば、毎朝、いちばん右側のこんもりとした木から聞こえてくるクマゼミの声で目覚めていたのに、一週間ほど前から、その蝉時雨がピタッと止んでしまったのです。


   蝉時雨収まりてなほ暑き朝   弁人


 一昨日水曜日の保育園からの帰り、山陽電車の駅のホームで、KAZU君、
「おじいちゃん、見て! あの雲、白くて大きくてふわふわしている感じやなぁ」
と指を差しました。
  
 大阪湾の辺り、秋空の下、海の上にもくもくと入道雲が上っていました。

 KAZU君と別れて
  部屋に戻る頃の西の空
  

 立秋からもう二週間、日も少しずつ短くなって、気温とはうらはらに、すっかり秋を感じさせる夕景になっているのでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする