千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

宝来屋(九段南)の「雛あられ」

2007年03月03日 | スイーツ・菓子
【3月3日調査(テイクアウト)・登録】
 本日(3月3日)は雛祭りの日です。雛祭りといえば、「雛あられ」です。
 「宝来屋」は、明治元(1868)年創業の和菓子屋の老舗で店構えにも風情があります。
 《前回のこの店の調査・登録:天の川・七夕
 《昨年の雛祭りの調査・登録:鶴屋吉信の「雛之菓子 御干菓子」

 こちらの店の「雛あられ」は、寒の間に仕込んだあられ(お餅)や、ピーナッツ等がふんだんに使用され、ボリュームたっぷりに仕上がっています。




★宝来屋本店
  所在:千代田区九段南2-4-15
  電話:03(3261)4612
  品代:雛あられ1,050円

豊島屋本店(猿楽町)の「白酒」

2007年03月03日 | その他
【平成19年3月3日調査(テイクアウト)・登録】
 本日(3月3日)は雛祭りの日ですが、雛祭り限定販売の有名な「白酒」が猿楽町にあります。
 こちらの店「豊島屋本店」は、慶長元年(1596年)に神田鎌倉河岸で創業した酒屋の老舗です。こちらの店の白酒は江戸時代から庶民に親しまれ、「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われるほどの人気でした。「江戸名所図会」にもこの店の白酒売り出しの絵があるほどです。関東大震災後、鎌倉河岸から神田美土代町に、さらに戦後、猿楽町に移転し現在に至っています。


 「江戸の草分け白酒」(もち米・米麹を味醂に仕込み、石臼で擦った酒)は天然の甘味がとても美味です。



★豊島屋本店
  所在:千代田区猿楽町1-5-1
  電話:03(3293)9111
  品代:江戸の草分け白酒(180ml)472円

北かま(神田神保町)の「つけそば全部のせ」「カレーつけダレ」

2007年03月03日 | ラーメン
【3月3日調査・登録】
 この店は、「つけそば」の専門店で、特製の太麺と濃厚なつけダレ、穂先メンマに特徴があります。テレビで取り上げられたせいか、今日は開店早々行列ができていました。


 「つけそば全部のせ」は、「味たま」や「チャーシュー」「メンマ」などの具が満載のそばです。太麺は冷水で締められノド越し抜群の仕上がりでした。タレは魚粉がタップリ入り、濃厚で奥行きある味でした。穂先メンマは秀逸です



 「カレーつけダレ」はスパイスが効いた逸品です。


★北かま
  所在:千代田区神田神保町1-24
  電話:03(3233)8810
  品代:つけそば全部のせ1,000円、カレーつけダレのつけそば850円