千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

村上開新堂(一番町)の「クッキー0号」

2015年10月20日 | スイーツ・菓子
【平成27年10月某日 調査・登録】
店の名簿に登録された方の紹介がないと購入できない「クッキー」、申込みから購入するまで長く待たなければならない「クッキー」をご存知でしょうか?聞いただけで高級感が漂いますが、それが明治7(1874)年創業の村上開新堂の「クッキー」です。
 <2015年10月初旬現在の情報>オーダーから受け取りまで1か月余の待ちが必要
 《前回のこちらの店の調査・登録:クッキー2号




 こちらが「クッキー0号」です。


 外側の包装を解くと紅白リボンがかかった桃色の高貴な缶が出てきます。


 缶を開けると中からは、仕切りもないギッシリと詰まったクッキーが現れます。下へ進むほど、新しい種類の「クッキー」が顔を出してきます。


 クッキーの種類は全部で27種あり、生地の持つ歯ごたえを大切にした、噛むほどに味が出てくる「クッキー」に仕上がっています。3代目(現在は5代目)が固めた味を基本にしながらも、時代の変化に則しながら、まっ茶メレンゲやカレーサブレなどの味を加えています。






 こちらはクッキーの種類と価格表です。




 ごちそうさまでした。

★村上開新堂
 所在:千代田区一番町27
 電話:03(3261)0367
 品代:クッキー0号6,800円


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2 コメント

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ぎっしりと (クイーンラブ)
2015-11-01 19:24:21
ここのクッキーは、美味しいですね。誰もが買えないと言う所は、
"欲しい~"という気持ちになるのか、はたまた、"クッキーごときで"
となるのか

それは兎も角として、渋めの紅茶と頂きたいです
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クイーンラブさん コメントを有り難うございました (千代田グルメ遺産)
2015-11-02 07:14:07
「希少価値への憧れ」と「たかがクッキー」・・・確かに葛藤がありそうです(^^;。そんなことは忘れて、熱くて濃い渋~い紅茶でつまみたいですね。
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