千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

鈴波(有楽町)の「みりん粕漬 尾詰合せ」

2019年03月17日 | 和食
【平成31年3月某日 調査・登録】
 こちらの店「鈴波」は名古屋に本拠を構えています。守口漬・奈良漬の暖簾を長年守ってきた大和屋の「漬ける技」を魚に生かしたのが「鈴波」の始まりです。酒粕とみりん粕をブレンドしたみりん酒粕を用い、国内外の魚が漬け込まれています。甘口なので幅広い年齢層から支持されています。


 こちらが「みりん粕漬 尾詰合せ」です。最高級の味淋酒粕が使われており、独特の甘味と口あたりが特徴です。「さわら」と「銀だら」と「銀さけ」の3種の詰合せです。


 手前から「さわら」「銀だら」「銀さけ」です。「さわら」は韓国産で春の魚「鰆」と書きます。寒い時期の寒鰆が脂がのっており美味しいとされています。「銀だら」はアメリカ産で深海で獲れるため脂肪が多く、その肉質はぷりぷりとしています。粕漬だけでなく西京漬や焼き物としても人気があります。「銀さけ」はチリ産で身は淡白ですがしっとりと脂がのっています。


 いずれも美味でご飯やお酒のアテに最高です


 水・土・日曜日、美味しいみりん粕漬が特売されています。


 とても美味しい粕漬でした。ごちそうさまでした。

★鈴波 東京ミッドタウン日比谷店
 所在:千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷地下1階
 電話:03-3501-5055
 品代:みりん粕漬 尾詰合せ1,080円


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