千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

パークサイドダイナー(内幸町)の「ハンバーグステーキ」「野菜カレー」等

2020年10月20日 | 洋食
【令和2年10月某日 調査・登録】
 こちらの店「パークサイドダイナー」は、早朝から深夜まで、喫茶からお食事まで、さまざまなシーンで利用できるオールデイダイニングです。帝国ホテルの本館1階にあり、みゆき通りに面した大きな開放的な窓が特徴です。
 メニューは、パンケーキやアメリカンクラブハウスサンドイッチ、シーザーサラダや野菜カレーといった帝国ホテル伝統の人気メニューに加え、ボリュームのあるハンバーガーやグリル料理、アメリカンスタイルのパイやサンデーなど多彩です。
 《前回のこちらの店の調査・登録:ケーキセット


 こちらは「ハンバーグステーキ」です。ジューシーなハンバーグに、濃厚なデミグラスソースがたっぷり掛けられた帝国ホテルの「ハンバーグステーキ」は、昭和5(1930)年に当時のシェフが原形となる料理をフランスより持ち帰り、日本人向けにアレンジしたものです。以来90年、変わらぬ味が提供されています。辛さは控えめですが、味に奥行きがあってとても美味です。パンまたはライスが付きますので、パンをチョイスしました。






 「赤ワイン」をグラスでいただきました。アメリカの「ウェンテ カベルネソーヴィニヨン」です。プラム等の黒い果実の風味と適度なタンニンの調和のとれた辛口です。


 こちらは、帝国ホテル特製の「 野菜カレー」です。帝国ホテルのカレーの歴史は古く、メニューに登場したのは昭和6(1931)年頃です。第8代料理長の石渡文治郎氏がヨーロッパ修行中に近代フランス料理の父オーギュスト・エスコフィエの直弟子として修得しました。カレーソースを裏ごしせず、野菜のつぶつぶ感を残し、素材の旨味と食感を活かしているのが特徴です。ハンバーグもソースも秀逸です








 「白ワイン」をグラスでいただきました。 フランスの「ジェラール ベルトラン シャルドネ」です。酸味と果実味がバランスよく調和し、サッパリとした後味の辛口です


 ごちそうさまでした。さすが帝国ホテルの味、とても美味でした。

★パークサイドダイナー
 所在:千代田区内幸町1-1-1帝国ホテル東京 本館1階
 電話:03-3539-8046
 品代(サービス料別):ハンバーグステーキ2,900円、赤ワイン(グラス)1,180円、野菜カレー2,550円、白ワイン(グラス)1,180円


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