ルバーブ

 

ゆりさんは、二人の男の子のお母さんで、時々オヤツに焼いたという

それは美味しい、とびきり美味しい焼き菓子を私達にも届けてくれます。

それは・・・・材料はシンプルで滋味に富み、素朴なんだけれどリッチなのです。

ザクザクとした生地を噛んでいくと、次々と中に仕込まれているものの味と食感

が現れてきて、オッ!とか ホゥ! とか ヘエ~! とか感じながら夢中で味わって

いるうちに あれっ?!もうお仕舞い?! っていう風に食べ終えていて、

それはまるで幻みたいなのでした。

中に仕込まれているのは、ドライフルーツやいろいろなナッツ類なのですが、

粉も含めて材料は、ゆりさんと顔と顔、気持ちと気持ちがしっかり繋がっている

方達からのものを使っているらしい。

ゆりさんの焼き菓子は、素晴らしい腕の建築家の作品のように実は緻密に計算

されている。食べていてそう感じます。

6月のある日にいただいたルバーブのパイは、昔ながらの家庭的なタイプのパイ

なのでしょうね、華やかに何層にも膨らんだお店屋さんのパイじゃなくて、

平たいんだが黄金色で素敵に焦げ色もついていて、

粉とバターの味がしっかりしていて、

そして間には爽やかなルバーブの酸味が挟まれていました。

「 毎年友だちが送ってくれるルバーブを使って焼きました。 」

ですって。なんて素敵なパイでしょう!

6月はルバーブの月なのですものね。このパイも忘れがたい美味しさでした。

来年もぜひ食べたいなぁ・・・ゆりさん ( と、そのお友だち ) のおかげで、

私の6月の風物詩に一行 ” ルバーブ ” が加わりました。

6月もあっという間に終わり、

なんと今日から7月です。

 

 

 

明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。

当店のこのパンも 「 一度食べたら忘れられない 」 って言ってくださった

お客さまがおいでです ( 涙 )、励みになります~~

こんがり焼けた滋味豊富な丸いパンを山盛りにして、

明日もご来店お待ちしております!

 

グラハム粉の丸いプチパン

1個 150yen

 

 

 

 

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