毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
リネアの12ヶ月
1994年初版発行の 『 リネアの12ヶ月 』 は、当時書店で絵本コーナーで
平積みされ、既刊の 『 リネア モネの庭で 』 とともに世界的ベストセラーの
旋風を巻き起こしていたという記憶が確かにあります。
40~50代の方でしたら、ああ、知ってる! もしくは、家にある、とおっしゃる
かもしれません。現在は絶版のこの2冊を、私は古書店で再会し、購入しました。
当時の私は、” 自然 ” とか ” 植物を育てる ” とか ” 四季の彩り ” などのワードに
反応することなく、忙し風を吹きまくって余裕のない暮らしをしていたのです。
今の方がこの本に描かれる自然観察ノートに深く頷き、共感することができる。
30年弱の年月を経て、ようやく正気に戻ったのでしょうか?どうでしょうか?
もう4月ですが、これからリネアとともに、この素晴らしい絵本を毎月楽しみた
いと思います。
明日金曜日は、パスキューアイランド・パン販売の日。
4月、小さな緑の芽や葉っぱが出てきましたね。クロッカスも!
暖かな春の日差しとともに、身近な自然を見つけながらのお散歩が楽しい。
ポットにコーヒーを入れて、サンドイッチも用意して、外へ出かけよう!
明日も、香ばしい皮、もっちりの身の丸いプチパンを山盛りにして
ご来店お待ちしております!!
グラハム粉の丸いプチパン
1個150yen
シミー書房 x ニシクルカフェ !!
先日私の尊敬のキモチを告白した ” 雲 ” という名の 「 ニシクルカフェ 」は、
南区石山の札幌軟石造りの建物・ぽすとかんにあります。
旧石山郵便局だったぽすとかんは、戦前からの地域の暮らしの流れを見続け
てきた歴史ある建造物なのだそうです。
2階にニシクルカフェ、1階には、札幌軟石を使った雑貨の「 軟石や 」 さん
とニシクルカフェの販売部門。両店のキャッシャーも1階にありました( 私
はまだ1階のこのブティックをゆっくりと見ることが出来ていませんが )。
元郵便局の古い建造物を大切に再構築して、郵便局時代と同じように、
人々がいつも出入りできて、集うこともできて、話し合うこともできる場所へ・・・
ぽすとかんは、地域の自慢の、みんなの交流の拠点なのですね。
石の壁面、吹き抜け、黒々とした梁がめぐらされていて、結構ごつくて骨太
で、そこは独特の空気に満ちている。
そのようなぽすとかん空間で、今月早々に「 シミー書房 」さんの個展が
開催されるのですから、さあ大変!!まぁ大変っ!!
シミー書房作品を早くから発見し、惚れ込んで即取り扱いを申し出られただけで
なく、お店の魂の看板はシミー書房の象徴的イラスト作品のひとつで作られていて、
オリジナルのお菓子や珈琲の販売用のパッケージも、実にさり気なくシミー書房・
岡部イラストでデザインされていて・・・という、シミー書房との素敵で深い繋がり
をもつニシクルカフェでの今回の展示は、
「 シミー書房の本と ニシクルカフェにまつわる原画展 」
というではありませんかっ!
あの建物、あの空間で、シミー書房のお二人はどう取り組み、いかように魅せる
のだろうかと、わたしはワクワク興味しんしんなのです。
原画を見ることが出来る機会は、本当に貴重です。創作のプロセスにも驚きや納得が
待っていることでしょう。刺繍と木彫のブローチの新作はどんな かナ?
Tシャツの新作も並ぶらしい!ワァオ!
新作を拝見して、購入することも出来て、「 何を食べても飲んでも全部美味しい 」
と、当店の古くからのお客様数名が太鼓判を押しているニシクルカフェのメニウを
いただくことも楽しみで、
4月のカレンダーの特別赤丸は、” シミー書房 x ニシクルカフェ ” ですよねー!
『 シミー書房の本と ニシクルカフェにまつわる原画展 』
2021.4.8.( 木 ) ~ 19 ( 月 ) 10:00~18:00
( ※ニシクルカフェは11:00open ・ 火・水定休日 )
ニシクルカフェ
札幌市南区石山2条3丁目1-26 ぽすとかん内
TEL : 070-4087-2975 / 駐車場有り訳10台
地下鉄真駒内駅じょうてつバス4番のりば12系統乗車、「石山中央 」下車徒歩1分