毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
ジャズライブ ありがとうございました。
もう春先の雪解け時期? と思ってしまうような、新年早々の雨に
驚きましたね、昨晩は。
足元が悪い中、当店ジャズライブにご参加くださったたくさんの皆様、
本当にありがとうございました。
遠方から駆けつけてくれた友、親しい友達を誘って来てくれた方、ほぼ毎回
ご参加くださる方達、久しぶりにお会いできた方、御用事をキャンセルして
聴きに来てくださった方、オチビさん3人を引き連れて来てくださった初参加
の若きお母さん、お店を早じまいして聴きに来てくださった喫茶店店主さん、
そして初めてご参加くださった方達・・・・・
ここ第2三谷ビル1階の小さな 『 電話室 』 は、温かなエネルギーに満ちて
まあるく膨らんでいるかのようでした・笑。
昨夜の演目です。
・I hear rapsody
・I thought about you
・Once in a while
・TANYA
・サントワ マミー
以上の5曲でした。
今回のライブ、「 おっ。 」 と何か今までとは違う趣向・・・趣向? 何か?
が生まれたように感じたのは私だけだったでしょうか。
テナーサックスとベースの音楽的な対話が、今までに増してはっきりとそして
強くなったような感じ。
メロディラインに添ってそつなく演奏し、スマートで洒落たソロをはさんで、、、
という端正な演奏ではなく ( まあ、最初っからその路線では全くなかったにしても )、
軽快さ、美しさ、陰鬱さ、渋さ、いろいろなイメージがちりばめられつつも
ある一つの世界、二人の演奏が一つの音楽世界を創り出している、そういう感じ。
素晴らしかったです。
安定を拒みながら、力強い芸術性を打ち出そうとし努力し続ける意識と姿勢。
そこから生まれる、今まで聴いたことのない ( 触れた・観た・味わった e.t.c.
ことのない )何かと、その受け手としての私達が得られる特殊な高揚感。
何か、そういった類いの 「 おっ。 」 だったような気がしました。
「 タンヤ 」 は特にそんな演奏でした。
この曲は、デクスター・ゴードン 『 Our Man in Paris 』 に入っていて、
作曲者ドナルド・バードのトランペットも凄いのですが、まさにテナーサックスと
ウッドベースの低音の魅力に充ち満ちたとても渋い曲です。テナー、トランペット、
ベース、ドラムス、ピアノ の編成でのこの曲を、テナーとベースのデュオ演奏で
ここまで深い 「 TANYA 」 が成り立ったこと、大関・小林デュオの一つの結実
ではないでしょうか。
「 サントワ マミー 」 、大関智也の歌唱はいかがでしたか?
” ♪ 行き着く先は~ ( パスキューアイランド ) ♪ ” と楽しうございました!
次は、雪が完全になくなった頃でしょうか。
次回は、次回も、皆様のご参加 心よりお待ちしております。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )