mixiで紹介されていた記事から引用。
『あくあわーく』『びわっこ自転車旅行記』などの作者で、コミケやコミティアなどで活動、『Twitter』ではマンガ指南を発表している大塚志郎さん(@shiro_otsuka)が、「洋画アレルギーの6つの原因」と題したマンガをアップ。さまざまな意見が飛び交っていました。
洋画アレルギーの6つの原因
①顔と名前が覚えられない
②話についていけない
③字幕が苦手
④Hシーンが苦手
⑤長い
⑥「絵」じゃないから
これらが主な原因です 治す方法ももちろんあります
引用終わり。
・・・過半数がおかしい。
①の、外国人の顔・名前は覚えにくいというのは、まあそういう人もいるだろうと思う。しかし彼らの側からすれば、日本人の容姿のほうが区別つけられないと思ってる人もきっといる。
②出てくる物事・名称が実在するものなのか架空なのか、知識がないのでわからなくて難しい――? 少しはわかる、少しは。しかしな、知識を要するものとそうでないものは日本ものでも外国ものでもあるだろ。
③これは吹き替え版を使えば解決すること。
⑥は、マンガ・アニメの愛好者はとにかく「絵」が好き!だと説明している。ならば邦画でも同じことだろ。
④・・・洋画だけじゃないだろ。
⑤洋画でなくても日本映画でも2時間くらいあるのが普通だろ。
つまり、少なくとも4と5と6は、それ日本のでも同じじゃないか!!!洋画だけの問題じゃないだろ!
もちろん、洋画をだれもが見るべきだというわけではないし、気乗りしない娯楽に無理することはない。それにしても、あまりにヘンすぎる分析だとツッコまずにいられない。
私は、2番目の「難しい」に抵抗を感じる。私個人は中国もの、東洋史ものが苦手で、ロシア文学(名前がわかりにくいと言われる)を読むのは問題ない。誰しも相性の良し悪しはある。
しかし、書物やスクリーンや舞台の上で、未知の世界に触れたいという気持ちはないのか?現実に行ってしまうならば積極的で結構ではあるが、間接的な体験を求めないのは淋しいことだと私は思うのである。
昨今の少女マンガで、外国もの・歴史ものが敬遠される(あるいは作り手がそのように思っている)こととも通じる。外国がかつてほど憧れでないこと、読者も知っていてツッコまれやすいこと等の理由が挙げられるけど。
私は洋もの好きである。異人さんで日本マンガの影響を受けている作家もいる昨今、彼ら彼女らの国を舞台に描かれた現代学園もの・家庭ものマンガなんて出てきてくれたらぜひ読んでみたい。
『あくあわーく』『びわっこ自転車旅行記』などの作者で、コミケやコミティアなどで活動、『Twitter』ではマンガ指南を発表している大塚志郎さん(@shiro_otsuka)が、「洋画アレルギーの6つの原因」と題したマンガをアップ。さまざまな意見が飛び交っていました。
洋画アレルギーの6つの原因
①顔と名前が覚えられない
②話についていけない
③字幕が苦手
④Hシーンが苦手
⑤長い
⑥「絵」じゃないから
これらが主な原因です 治す方法ももちろんあります
引用終わり。
・・・過半数がおかしい。
①の、外国人の顔・名前は覚えにくいというのは、まあそういう人もいるだろうと思う。しかし彼らの側からすれば、日本人の容姿のほうが区別つけられないと思ってる人もきっといる。
②出てくる物事・名称が実在するものなのか架空なのか、知識がないのでわからなくて難しい――? 少しはわかる、少しは。しかしな、知識を要するものとそうでないものは日本ものでも外国ものでもあるだろ。
③これは吹き替え版を使えば解決すること。
⑥は、マンガ・アニメの愛好者はとにかく「絵」が好き!だと説明している。ならば邦画でも同じことだろ。
④・・・洋画だけじゃないだろ。
⑤洋画でなくても日本映画でも2時間くらいあるのが普通だろ。
つまり、少なくとも4と5と6は、それ日本のでも同じじゃないか!!!洋画だけの問題じゃないだろ!
もちろん、洋画をだれもが見るべきだというわけではないし、気乗りしない娯楽に無理することはない。それにしても、あまりにヘンすぎる分析だとツッコまずにいられない。
私は、2番目の「難しい」に抵抗を感じる。私個人は中国もの、東洋史ものが苦手で、ロシア文学(名前がわかりにくいと言われる)を読むのは問題ない。誰しも相性の良し悪しはある。
しかし、書物やスクリーンや舞台の上で、未知の世界に触れたいという気持ちはないのか?現実に行ってしまうならば積極的で結構ではあるが、間接的な体験を求めないのは淋しいことだと私は思うのである。
昨今の少女マンガで、外国もの・歴史ものが敬遠される(あるいは作り手がそのように思っている)こととも通じる。外国がかつてほど憧れでないこと、読者も知っていてツッコまれやすいこと等の理由が挙げられるけど。
私は洋もの好きである。異人さんで日本マンガの影響を受けている作家もいる昨今、彼ら彼女らの国を舞台に描かれた現代学園もの・家庭ものマンガなんて出てきてくれたらぜひ読んでみたい。
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