先日の新聞に『色で読む中世ヨーロッパ』という本の書評が載っていた。
「青は古代ローマ人にとって蛮族の色で評価は低かった。つまり蛮族の目の色であり、彼らが敵を威嚇するため体に塗る色だからだ。ところが12世紀頃からマリア信仰が盛んになり青は聖母の衣の色とされ、また王家の色に採用されて価値が定着した」
私はかねがね、「西洋人の」「白人の」という代わりに「青い目」「金髪」と言うことに反発を感じている。ドイツ人だって金髪碧眼がそうぞろぞろいるわけじゃないし。ましてや南方のローマ人ならばますます違うだろう。まえによそで、アウグストゥスの髪の色について話題になった時、『皇帝伝』で髪の色について触れられているのは彼の「金色がかった」とネロの「亜麻色」だけで、これは少数派だったからだろうという解釈だった。(「亜麻色」っていうとやたらムードあるな)
目は、プリニウスに拠ると灰色。これも珍しいのだろうか。小説『カエサルとカルプルニア』で、カルプルニアは長身ほっそり、灰緑の目で、蛮族の女が人質として滞在してるのかと誤解されたことがあった、としてあります。
オクタの目は、マッシー、マクロウでは灰色、M野さん、HAYAさん、かなさんでは青、朝香&あや版、けいさんでは琥珀色。いずれにせよ、南国では珍しい明色の設定でいてもらいたいです。私は元来ダークのほうが好みではあるけど、オクタに関しては金髪設定を守りたい。
「青は古代ローマ人にとって蛮族の色で評価は低かった。つまり蛮族の目の色であり、彼らが敵を威嚇するため体に塗る色だからだ。ところが12世紀頃からマリア信仰が盛んになり青は聖母の衣の色とされ、また王家の色に採用されて価値が定着した」
私はかねがね、「西洋人の」「白人の」という代わりに「青い目」「金髪」と言うことに反発を感じている。ドイツ人だって金髪碧眼がそうぞろぞろいるわけじゃないし。ましてや南方のローマ人ならばますます違うだろう。まえによそで、アウグストゥスの髪の色について話題になった時、『皇帝伝』で髪の色について触れられているのは彼の「金色がかった」とネロの「亜麻色」だけで、これは少数派だったからだろうという解釈だった。(「亜麻色」っていうとやたらムードあるな)
目は、プリニウスに拠ると灰色。これも珍しいのだろうか。小説『カエサルとカルプルニア』で、カルプルニアは長身ほっそり、灰緑の目で、蛮族の女が人質として滞在してるのかと誤解されたことがあった、としてあります。
オクタの目は、マッシー、マクロウでは灰色、M野さん、HAYAさん、かなさんでは青、朝香&あや版、けいさんでは琥珀色。いずれにせよ、南国では珍しい明色の設定でいてもらいたいです。私は元来ダークのほうが好みではあるけど、オクタに関しては金髪設定を守りたい。
私も基本的には黒髪が好きなので、濃い色の髪も目もいいんですが、なんだか・・・今のラテン系は、睫バチバチ髭胸毛・・って感じでねえ・・。
でも、ゲルマン系の薄い色で、金髪の胸毛やウデ毛がもしゃもしゃも・・・う~ん・・・。
洋物の映画では、役と役者の国籍が必ずしも一致してないもので、例えば『ローマン・エンパイア』では若いオクタはカナダ人、晩年のオトゥールはアイルランド。現代のイタリア人の話ならばイタリア人で見たいと思っても、あれほど昔の、版図が広かった時代のことだとこだわる気もしません。
繰り返し:アウグストゥスは涼やか系で!