レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

ジャムもどき

2009-12-10 10:59:15 | 雑記
 アイスクリームはバニラ、クリームはカスタード、みたいにジャムの代表はイチゴーーとたいていは思うだろうけど、 『漱石ジャムをなめる』によると、最初に作られたジャムはヨーロッパでも日本でもリンゴだったそうだ。
 リンゴがたくさんあると、ジャムもどきを作る。皮をむいて芯を取り、薄く切って、ひたる程度水を入れて、砂糖等加えて(あとで蜂蜜とポッカレモンも)、水分がほどほどに減るまで煮る。(「もどき」でなくてほんとにジャムといっていいかもしれないが、本式のジャムの作り方を知らないでやってるので) パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたり。バニラアイスクリームに添えても美味。
 母の友達が送ってくれていたミカンひと箱、今日やっと食べきった、ばんざい。果物がたっぷりあることはありがたいのだけど、特にミカンの場合、早く食べてしまわないと傷んでたいへんきもちわるい状態になり、私はあれががまんならないのだ。食べ物をムダにすることが許せんタチでもあるし。だから、あまり大量にもらうと落ち着かなくてたまらんのだ。  私はミカンの味にワガママで、言葉で説明できないけど、年が明けてからだとしばしば、私の嫌いな甘さのものがある。むしろすっぱいくらいのほうがすきだ。だから食べるならいまのうち。
 『ヘタリア』の「日本」キャラソンで、「こたつとみかん大好き 横文字料理もっともっと好き 文明開化否めない」と言っていて、日本らしさを代表するものとして「こたつとみかん」が挙がっている。ああしばわんこ的世界。かつて『ニッポン人の質問』というクイズ番組で、カナダだかアメリカだかで、「TVオレンジ」といって、テレビを見ながらミカン(オレンジ?)を食べることが流行っていると言ってたことがある。いまはどうなんだろうか。そういえば(?)ドイツのスーパーで、「サツマ」という名前のミカン(オレンジではなくてあれはミカンだった!)があった、しかしメイドインスペイン。なんなんだ。
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