文庫は書店に貼り出してある来月発売分のリストで点検するが、店頭で慌ただしく見るので漏れていることもたびたびある。リース・ボウエンのシリーズもの2本、
『巡査さん、フランスへ行く? 英国ひつじの村4』と
『貧乏お嬢さまの結婚前夜 英国王妃の事件ファイル12』、出たことに気づかずに図書館の新着図書で初めて知った。
王室とも血縁があるスコットランドの公爵令嬢ジョージーはあいかわらず貧乏で、恋人の謎多き男アイルランド貴族のダーシーも同様で、でもようやく結婚間近というところまでこぎつけている、しかし思いがけず得た新居はどうも使用人たちの態度が良からぬ様子、無能なメイドが恋しいくらい。
ところで時代背景は30年代、どんどんきな臭くなっていく。基本的にコミカルなこの世界はどこまで描くのだろう。
「ひつじの村」は、村にできたフランス料理の店が保守的な人々の間に波乱を巻き、放火事件?があいつぐ。このシリーズはカバーイラストがけっこうかわいい。
アメリカ産の『ダラスの赤い髪』(ハヤカワミステリ文庫)は、NY生まれでポーランド系、大女で赤毛でタフで同性愛者の女刑事というキャラが面白いのでまた読みたい。特に美女設定ではなさそうだけどカバーイラストはかっこよく描かれている。
赤毛の強い女というと連想は当然マリア・シューマッハである。少女ならばミリアム・トッド。
『巡査さん、フランスへ行く? 英国ひつじの村4』と
『貧乏お嬢さまの結婚前夜 英国王妃の事件ファイル12』、出たことに気づかずに図書館の新着図書で初めて知った。
王室とも血縁があるスコットランドの公爵令嬢ジョージーはあいかわらず貧乏で、恋人の謎多き男アイルランド貴族のダーシーも同様で、でもようやく結婚間近というところまでこぎつけている、しかし思いがけず得た新居はどうも使用人たちの態度が良からぬ様子、無能なメイドが恋しいくらい。
ところで時代背景は30年代、どんどんきな臭くなっていく。基本的にコミカルなこの世界はどこまで描くのだろう。
「ひつじの村」は、村にできたフランス料理の店が保守的な人々の間に波乱を巻き、放火事件?があいつぐ。このシリーズはカバーイラストがけっこうかわいい。
アメリカ産の『ダラスの赤い髪』(ハヤカワミステリ文庫)は、NY生まれでポーランド系、大女で赤毛でタフで同性愛者の女刑事というキャラが面白いのでまた読みたい。特に美女設定ではなさそうだけどカバーイラストはかっこよく描かれている。
赤毛の強い女というと連想は当然マリア・シューマッハである。少女ならばミリアム・トッド。