レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

切手と季節感

2020-08-01 06:29:24 | 雑記
「普通切手」
郵便料金の改定の際に、普通切手の84円・63円が新しく出たのだろうけど、これまで気がつかなかった。84円が梅、63円が桜、つまり、封書と葉書で使うものは、これまでの82円・62円と同じ花ということだ。最もよく使う、年中使うものなのに、どうして桜に梅などと、季節限定感の強い花を選ぶんだ!?とは前にも書いた気がする。
 「日本郵便」ならば季節感をもっと考えろ!と言いたい。まぁ、日本らしさを考えてなのだろうとは思うが。
 季節感というならば、2円のウサギはかわいいけど冬っぽい。暑中見舞いでこれを追加して使うのはどうも抵抗がある。1円の前島密は季節と関係はないけど、背景の色が美的ではない。夏向きで62円の切手がまだ1ダース以上あるので1円切手は必要なんだが。1円2円の次は5円でサル、かわいくない。
 昔の50円切手で鳥の絵のけっこう夏向きに見える品があり、暑中見舞い向きだと思って取ってあったものを今年使ってしまった。10円と2円と1円と足して。いまの50円は猪でかわいくない。
 2円、5円、10円、20円は動物である。犬・猫という身近なものはいない(かつて2円が日本犬だったけど)。好き嫌いが分かれるので避けているのだろうか。「日本の犬」が出たら買うのに。
 切手だの季節感だの、関心のない人にははなはだどうでもいいことだろうけど、私はこうして思い出したようにうるさいことを言いたくなるのだった。

コメント
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