ふと思った、茶色という名称は奇妙だ。
英語だとbrownという語にだいたいあたるものとして使われるが、実際にあるお茶は必ずしもブラウンではない。黄色や緑も多い。
もっとも、「緑茶」「紅茶」という名称がわざわざあるところを見ると、逆に、ふつうのお茶は「茶色」が基本なのだということを意味しているということだろうか?
なお、私が日常で飲むのは、ほうじ茶とウーロン茶その他いろいろブレンドでブラウンの色のものか、緑茶だけど薄いから黄色になっているものが主流である。
ついでに言えば、英語のorangeは「だいたい色」「みかん色」と同じとは限らず、褐色と言える色まで含むそうである、鈴木孝夫さんの本で読んだことがある。モンゴメリの『アン』邦訳の中に、「みかん色の猫」という言葉があることを一例として話題にしていた。Lipも「唇」だけでなく、その周りも指している(だからlipにヒゲがはえていたりする)とか。外国語を照らし合わせる際に、必ずしも一語対一語にはならない。
『マリア様がみてる』でも、ピンクの薔薇を日本語ですっきりと呼ぶ言い方のないことがツッコまれていた。ピンクを日本語で言えば普通は「桃色」、でも「桃薔薇」ってヘン。「桜色」も「薔薇色」も、この際困ってしまう。
あっ、バラも、白も黄色も色があるのに、「バラ色」といえばピンク系統に限定されてしまっているという点で「お茶」と同じ境遇にあるのか。
英語だとbrownという語にだいたいあたるものとして使われるが、実際にあるお茶は必ずしもブラウンではない。黄色や緑も多い。
もっとも、「緑茶」「紅茶」という名称がわざわざあるところを見ると、逆に、ふつうのお茶は「茶色」が基本なのだということを意味しているということだろうか?
なお、私が日常で飲むのは、ほうじ茶とウーロン茶その他いろいろブレンドでブラウンの色のものか、緑茶だけど薄いから黄色になっているものが主流である。
ついでに言えば、英語のorangeは「だいたい色」「みかん色」と同じとは限らず、褐色と言える色まで含むそうである、鈴木孝夫さんの本で読んだことがある。モンゴメリの『アン』邦訳の中に、「みかん色の猫」という言葉があることを一例として話題にしていた。Lipも「唇」だけでなく、その周りも指している(だからlipにヒゲがはえていたりする)とか。外国語を照らし合わせる際に、必ずしも一語対一語にはならない。
『マリア様がみてる』でも、ピンクの薔薇を日本語ですっきりと呼ぶ言い方のないことがツッコまれていた。ピンクを日本語で言えば普通は「桃色」、でも「桃薔薇」ってヘン。「桜色」も「薔薇色」も、この際困ってしまう。
あっ、バラも、白も黄色も色があるのに、「バラ色」といえばピンク系統に限定されてしまっているという点で「お茶」と同じ境遇にあるのか。